スーニはカペラSで巻き返しを狙う/有力馬の動向

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次週のカペラSで巻き返しを狙うのがスーニ(牡4、栗東・吉田厩舎)。
近3走が④⑤④着と大きくは崩れてないが、内容自体はやや物足りないのも事実。
「1200m、1000mと速いペースを経験したことで今回はスッと流れに乗れるんじゃないかな。それに中山は直線に坂があって差し馬が台頭するコースでもあるからね。今回辺りは本来のスーニの走りが見せられると思う。期待しているよ」と、高島助手のトーンはグンとアップ。

今週の鳴尾記念に登録していたメイショウタメトモ(牡5、栗東・武田厩舎)は、同レースを回避して、来週のベテルギウスS、もしくは中山4週目の師走Sのどちらかに向かう見込み。
「久しぶりの芝に加えて、開幕週の馬場で時計が速くなるのは確実だからね。現状はダートの方が合っているし、オープンでどこまでやれるか見たいね」と武田師は経緯を語った。

08年の中山大障害(⑤着)以来、マルカラスカル(牡8、栗東・増本厩舎)が約2年ぶりに戦列復帰する。
これまで通りに、暮れの中山大障害(JGⅠ)の叩き台として古馬1000万下平場・(ダート2000m)へ出走する。
「稽古だけではなかなか絞れない。ブランクが長いし実戦のカンが戻っているかの心配もある。正直、無事に回ってくれれば」と増本師は控えめ。障害同様に西谷騎手がレースでも騎乗する。