ランヘランバがレコード勝ちで4連勝!/イルミネーションJS

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10年12月4日(土)、5回中山1日目9RでイルミネーションJS(障3570m)が行なわれ、五十嵐 雄祐騎手騎乗の1番人気・ランヘランバが優勝。
勝ちタイムの3:58.9(良)は、昨年12月にムーンレスナイトがマークしたタイムを0.7秒更新するコースレコードとなっている。

2着には8馬身差で2番人気・マイネルネオス(牡7、美浦・稲葉厩舎)、3着には6番人気・ハストラング(セ6、栗東・小崎厩舎)が続いて入線した。

勝ったランヘランバは、半弟に今年の天皇賞(春)で3着に入ったメイショウドンタクがいる血統。同馬は平地時代にダートを中心に4勝を挙げてオープンまで登り詰めたが、昨秋に障害入り。
09年11月の障害デビュー戦で逃げ切り勝ちを収めると、この夏の小倉サマージャンプで重賞初制覇し、前走の京都JS(JGⅢ)で重賞2勝目。これで五十嵐騎手が手綱を取り始めてから、4戦無敗の4連勝となっている。

馬主は田中 充氏、生産者は浦河の太陽牧場。馬名の意味由来は「走る+ガネーシャ(ヒンズー教の学問・財産の神)の別名」。

1着 ランヘランバ(五十嵐騎手)
「これまでの実績から能力は抜けていると思っていました。速くなりそうになかったので、自分で主導権を取ろうと思いました。折り合ってハナを切れましたし、能力が断然でしたね。中山も問題ありませんでした。このまま順調に行って欲しいですね」

2着 マイネスネオス(柴田大騎手)
「相手が強いですね。道中のペースが速すぎるので、追いかけたら終いバタバタになると思って抑えました。その分終いは伸びてくれました。いつもより前で競馬が出来たのは良かったです」

3着 ハストラング(高田騎手)
「2周目から1周半はハミを噛んだままでしたが、それでこれだけ粘るんですから力はありますよ。まだ能力だけで走っているので、これから落ち着いてくれば、もっとやれますよ」

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ランヘランバ
(牡7、栗東・藤沢則厩舎)
父:タイキシャトル
母:ミスティックライト
母父:Machiavellian
通算成績:43戦9勝
重賞勝利:
10年京都ジャンプS(G3)
10年小倉サマージャンプ(G3)

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