ミヤビファルネーゼが好位追走から押し切る/中山新馬

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10年12月5日(日)、5回中山2日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の2番人気・ミヤビファルネーゼが、3番手追走から、直線、ロジベアハートを外からとらえ優勝。勝ちタイムは1:51.6(良)。

2着には1/2馬身差で3番人気・ロジベアハート(牝2、美浦・大竹厩舎)、3着には1番人気・レオマジェスティ(牡2、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。

勝ったミヤビファルネーゼは、母が02年の中山金杯で2着などのタフグレイスという血統。 馬主は村上 義勝氏、生産者は浦河の大成牧場。馬名の意味由来は「冠名+ラファエロのガラティアの勝利がある別荘の所有者名より」。

管理する戸田博文調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは4頭目、ロージズインメイ産駒は12頭目の事。

≪レース後のコメント≫
1着 ミヤビファルネーゼ(蛯名騎手)
「坂を上がってからの伸び脚が良かったね。初戦としては上々の内容。先につながるレースができた。素直な馬でセンスが高いよ。これで気持ちが入ってくれば、もっといい走りができる。稽古をバリバリやっていたわけじゃなく、変わる余地はたっぷり。まだ緩いからね」

2着 ロジベアハート(後藤騎手)
「自分のペースで、理想的な競馬ができた。ただ、叩いたほうがいいタイプだし、次はもっといい」

3着 レオマジェスティ(内田博騎手)
「乗りやすい馬だし、能力は高い。もうちょっとリズム良く走れたら」

4着 ポタージュクレール(北村宏騎手)
「ペースアップしたところで躊躇して下がってしまったぶんの負け。でも、直線は狭くなっても怯まず、よく盛り返した。走ってくるよ」

5着 マイネルブレス(三浦騎手)
「ペースが遅かったので自ら動いていった。まだ若く、体がしっかりしていないので、コーナーでは戸惑うが、素質は伝わってきた」

7着 ロードクリスタル(大庭騎手)
「まだ成長途上。でも、スタートがいいし、素直に走ってくれる。慣れれば変わってくるはずです」

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ミヤビファルネーゼ
(牡2、美浦・戸田厩舎)
父:ロージズインメイ
:タフグレイス
母父:トニービン


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