北海道SS出身のマイネルラピドが快勝/中山新馬

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10年12月5日(日)、5回中山2日目6Rでサラ系2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の1番人気・マイネルラピドが優勝。勝ちタイムは1:12.4(稍)。

2着には1.1/4馬身差で5番人気・ミシックトウショウ(牝2、美浦・萱野厩舎)、3着には4番人気・ハローバニヤン(牡2、美浦・大竹厩舎)が続いて入線した。

勝ったマイネルラピドは半兄がジョーモルデュー、ジョーメテオと、それぞれ現3勝。 馬主の株式会社 サラブレッドクラブ・ラフィアンは、昨年の北海道セレクションセールにおいて、同馬を1170万円で購入していた。 生産者は浦河のハッピーネモファーム。馬名の意味由来は「冠名+速い(仏)」。

管理する加藤征弘調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは4頭目、マイネルラヴ産駒は3頭目の事。

≪レース後のコメント≫
1着 マイネルラピド(蛯名騎手)
「テンションが上がるのを心配していたが、ゲートでも大人しかった。スタートを出ないのは想定内。あのくらいの差なら、挽回できると思っていたよ。最初は戸惑って走っていたが、3コーナーあたりでスピードに乗り、かたちができたからね。稽古で感じたとおり、追って渋太い面も見せてくれた。まだ気持ちが不安定で、余計なところでスイッチが入ったり、逆にいざとなってもやる気を出さなかったりする課題が残り、レースを経験してどう変わるのかが鍵となるけど、うまくコントロールできれば、将来は有望だよ。距離はマイルまでは大丈夫」

6着 デンエン(伊藤工騎手)
「まだ緩さか残り、これからの馬。砂を被って嫌がり、本来の走りを見せてくれたのは馬群がはらけた3、4コーナーからでした。レースに慣れれば変わります」

7着 オオマサリ(武士沢騎手)
「まだ子供っぽい。いずれ変わりますよ」

10着 ヤマタケブリンク(後藤騎手)
「ポリトラックの調教でいい動きを見せていたのに、返し馬からフットワークがしっくりこない感じ。スタートの芝でダッシュを決めながら、ダートでは進んでいかなかった。芝向きじゃないかな」

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マイネルラピド
(牡2、美浦・加藤征厩舎)
父:マイネルラヴ
母:ジョーセクレタリー
母父:トニービン


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