【全日本2歳優駿】ビッグロマンスが押し切り快勝!

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10年12月15日(水)に川崎競馬場で行われた交流重賞・第61回全日本2歳優駿(GI)(2歳、1着賞金3500万円、ダート1600m左)は田中勝春騎手騎乗の3番人気・ビッグロマンス(牡2、美浦・河野厩舎)が好位から直線で抜け出すと最後まで渋太く粘り切り優勝。勝ちタイムは1分41秒2(不良)。

道中では勝ち馬の前で競馬を展開していた2番人気・リアライズノユメ(牝2、栗東・森厩舎、福永騎手)が1.1/2馬身差で2着、3着には向正面で位置取りが下がったものの最後は盛り返してきていた6番人気・キスミープリンス(牡2、浦和・小久智厩舎、戸崎圭騎手)が入線した。なお、1番人気に支持されていた蛯名正義騎手騎乗のガムランは3~4角では外々から積極的に立ち回るも最後は伸びを欠き4着に終わった。

ビッグロマンスは芝でデビュー戦するも5着に敗退。2戦目からダート転向すると未勝利戦、プラタナス賞を共に上がり最速で連勝。前走は門別の北海道2歳優駿でカネマサコンコルドの2着に敗れたが、巻き返しての優勝を決めた。

管理する河野通文調教師はアサクサデンエンで制した安田記念以来の重賞勝利。鞍上の田中勝春騎手は05年にグレイスティアラとのコンビで同レースを制している。

馬主は西村專次氏。生産牧場は新冠のヒカル牧場。馬名の意味由来は「大恋愛」。

ビッグロマンス
(牡2、美浦・河野厩舎)
父:グラスワンダー
母:グリーンヒルマック
母父:ダンシングブレーヴ
通算成績:5戦3勝



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