HBAセール出身のファンキータウンが逃げ切り勝ち/中山新馬

トピックス

10年12月18日(土)、5回中山5日目6Rでサラ系2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、吉田 隼人騎手騎乗の2番人気・ファンキータウンが、ハナを切ると、中盤はユッタリとしたペースに落とし込み、最後はダイワルーツに押し寄られたものの逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1:58.1(良)。

2着には1/2馬身差で1番人気・ダイワルーツ(牡2、美浦・上原厩舎)、3着には3番人気・サルジュ(牡2、美浦・岩戸厩舎)が続いて入線した。

勝ったファンキータウンは祖母に米重賞勝ち馬のTimely Broadがいる血統。 馬主は吉澤 克己氏は、09年の北海道セレクションセールにおいて、同馬を1500万円で購入している。 生産者は新ひだかの土田農場。馬名の意味由来は「いかした町からやってきた」。

管理する戸田博文調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは6頭目、クロフネ産駒は9頭目の事。

1着 ファンキータウン(吉田隼騎手)
「とにかく落ち着きがあって、大物感たっぷりの馬ですね。スタートと二の脚も良くハナに行けました。道中のリズムも良く、終いもしっかり走ってくれました」

(戸田調教師)
「中団から行くかと思っていたら、スタート良く先頭に立っていました。性格が凄く良い、頑張り屋の馬です。冬場でまだ余裕のある体つきなので、もう一絞り出来ると思います。このくらいの距離のダートが合っていると思いますので、様子を見ながら予定を考えていきます」

2着 ダイワルーツ(後藤騎手)
「今日はペースが遅かったですね。それでも折り合いは付きましたし、最後は差を詰めているので内容的には良かったと思います」

3着 サルジュ(蛯名騎手)
「まだまだ緩さがある中で、良く頑張っていますよ。性格が良いので、スッと気持ち良く反応しますけど、まだ体が付いて来ない感じです。良い馬なので、少しずつ良くなってくれれば」

【このレースの全着順・払戻金はこちら

ファンキータウン
(牡2、美浦・戸田厩舎)
父:クロフネ
母:バーミスキャット
母父:Storm Cat


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。