【朝日杯FS】グランプリボスが末脚一閃!2歳王者に!

トピックス

10年12月19日(日)、5回中山6日目11Rで第62回 朝日フューチュリティ(GⅠ)(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の5番人気・グランプリボスが優勝。勝ちタイムは1:33.9(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・リアルインパクト(牡2、美浦・堀厩舎)、3着には2番人気・リベルタス(牡2、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたサダムパテックは4着に敗れた。

レースはサダムパテックが出遅れ、オースミイージーがハナ、シゲルソウサイが2番手、リベルタスが3~4番手。その後ろ、中団にリアルインパクト、グランプリボス、サダムパテックらが追走。ペースに大きな緩急がないままレースが進んだが、3コーナー過ぎから、馬群は一団。
内から、リアルインパクト、リベルタス、外からサダムパテックらが抜け出しを図ったが、その後方からグランプリボスの末脚が際立ち、アッという間に先頭集団をひとのみした。

勝ったグランプリボスは8月14日の2歳新馬戦で、後に札幌2歳Sを制したオールアズワンを降してデビュー勝ち。キャリア2戦目のデイリー杯2歳Sでは、3番人気に支持されるも7着に敗れていたが、前走の京王杯2歳Sを7番人気ながら快勝していた。 馬主は株式会社 グランプリ、生産者はノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+ボス」。

騎乗していたM.デムーロ騎手は、朝日杯FSは初勝利で、GⅠは08年のジャパンカップ以来5勝目で、JRA重賞通算19勝目。 管理する矢作芳人調教師は、これまでに今年もNHKマイルC(ダイワバーバリアン)、安田記念(スーパーホーネット)、JCダート(グロリアスノア)など、通算6度のGⅠレースでの2着があったが、これが待望のGⅠ初制覇。なお、JRA重賞は通算10勝目。サクラバクシンオー産駒のJRA重賞は通算30勝目。平地GⅠは2勝目。

【このレースの全着順・払戻金はこちら

グランプリボス
(牡2、栗東・矢作厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:ロージーミスト
母父:サンデーサイレンス
通算成績:4戦3勝
その他の重賞勝利:10年京王杯2歳ステークス(G2)


※ こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。