トレセンレポート~阪神カップ連覇・キンシャサノキセキ~

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先週土曜阪神11レース・阪神カップ(G2)を制したキンシャサノキセキ(牡7、美浦・堀厩舎)について、堀厩舎の橋本篤典助手に聞いた。

「担当者に聞きましたら、前走と比べると装鞍所でもパドックでも落ち着いていて、良い雰囲気だったようです。レースでは、スタートも良く、ジョッキーが出して行きながらも、馬の後ろでガッチリ折り合っていましたね。抑えていたので、抜け出せば勝てると思っていました。直線もスンナリと捌けましたし、脚色的には交わしそうだと思ったので、差は僅かでしたけど、心配はしませんでした」と、橋本助手はレースを振り返り、
「前走の着順が良くなかったので半信半疑でしたが、改めて、折り合えば強い、と再認識しました」と安堵の表情を浮かべる。

気になる今後については
「今は放牧に出ていますけれども、次走は未定です。今後、オーナーと調教師で相談して決めると思います」とコメント。

「阪神カップを勝って、最優秀短距離馬のタイトルにも近づいたと思います。まだまだやれると思うので、この先も応援してください」と、橋本助手が語るように、来年の活躍も期待したい。