≪有馬記念≫ドリームジャーニー「エキサイトしてしまった」

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球節を痛めるアクシデントで、オールカマー以来となったドリームジャーニー(牡6、栗東・池江寿厩舎)。
しかし、順調度を欠いたこと以上に、道中もテンションがあがってしまい、一昨年以来の二桁着順となる13着に敗北。本来の弾けるような伸び脚は影をひそめた。
騎乗していた池添騎手は「仕上がりは良かったと思う。ゲートに関しても、去年と同じくらいの遅れ。ただ、体を硬くして出たうえ、前半はダノンシャンティと何度もぶつかって、エキサイトしてしまった。これまでで一番の引っかかり具合。道中で消耗してしまったね」とコメント。

また、同じく、池江泰寿厩舎トーセンジョーダン(牡4、栗東・池江寿厩舎)は、好枠を利して、ハナに立つ積極的な競馬を進めるも、追い比べて見劣り、5着に終わった。
手綱をとった三浦騎手は「リラックスし、雰囲気は良かった。さすがに3連勝する馬といった乗り心地。初の一線級相手にこれだけやれれば、今後が楽しみだよ」と、前を向いた。
2歳時からそのポテンシャルの高さを評価されていた素質馬。今回はGⅠ初挑戦だっただけに、2011年の飛躍が期待される。

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