牝馬のデルマドゥルガーが差し切り勝ち/ジュニアカップ

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11年1月5日(水)、1回中山1日目9Rでジュニアカップ(芝1600m)が行なわれ、A.クラストゥス騎手騎乗の2番人気・デルマドゥルガーが、中団追走から直線鋭く脚を伸ばすと、逃げたロードカナロアをとらえ快勝。勝ちタイムは1:35.0(良)。

2着には1/2馬身差で、道中でハナを奪って逃げ切りを狙った1番人気・ロードカナロア(牡3、栗東・安田隆厩舎)、3着には4番人気・コスモソーンパーク(牡3、美浦・池上厩舎)が続いて入線した。

勝ったデルマドゥルガーは初勝利までに6戦を要したが、前走のひいらぎ賞でも2着に健闘。今回は牡馬との混合戦だったが、見事、差し切り勝ちを決めた。
同馬は伯父に02年のAJCC(GⅡ)などを制したフサイチランハートがいる血統。馬主は浅沼 廣幸氏、生産者は日高のファニーヒルファーム。馬名の意味由来は「冠名+ヒンドゥー教の女神」。

なお、近年のジュニアカップは、06年の勝ち馬がキンシャサノキセキ(高松宮記念勝ち)、08年はスマートファルコン(JBCクラシック・東京大賞典勝ち)が1着、オーロマイスター(南部杯勝ち)が2着など、活躍馬を多数輩出している。

1着 (クラストゥス騎手)
「エンジンがかかるまではモタつきましたけど、エンジンがかかってからは良い脚を使ってくれました。内にモタれる癖もありますが、凄く良い馬です」

2着 ロードカナロア(蛯名騎手)
「2コーナーあたりから加速する感じだったので、馬の気分に任せて行きました。上手くペースも落とせたので、最後我慢出来れば良かったんですけどね。出来れば短いところで使っていった方が良い感じはします。まだ緩さもありますが、能力はありますよ」

3着 コスモソーンパーク(松岡騎手)
「今日はスタートから物見をしてしまいました。内枠スタートは良いかなと思っていましたけど、かえって真ん中くらいの方が良かったかもしれません」

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デルマドゥルガー
(牝3、美浦・堀井厩舎)
父:リンカーン
母:アドマイヤアイリス
母父:ジェイドロバリー
通算成績:9戦2勝

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