「化けてくるかも」7番人気・カナエチャンがV/中山新馬

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11年1月10日(月)、1回中山4日目4Rでサラ系3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、中舘 英二騎手騎乗の7番人気・カナエチャンが優勝。勝ちタイムは1:14.6(良)。

2着には1.3/4馬身差で10番人気・ファインセンス(牝3、美浦・古賀慎厩舎)、3着には6番人気・メープルレディー(牝3、美浦・小西厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたアグネスシャロットは6着に敗れた。

勝ったカナエチャンは馬主は長井 純一氏は、昨年の北海道セレクションセールにおいて、同馬を535万円で購入していた。 生産者は浦河の上山牧場。馬名の意味由来は「人名相性」。
管理する松山 康久調教師の管理馬では、08年産の3歳世代の勝ち上がりは5頭目、オーナーの長井 純一氏の所有馬では初めての事。

1着 カナエチャン(中舘騎手)
「控える競馬も想定していたが、スタートが良かったので行かせた。併せ馬で調教していたパートナーが未勝利で2着していたし、稽古どおりの結果。風が強く、ダートも重いので、最後はバタバタになったけど、まだふらふらしたり、戸惑いも感じられたからね。上積みもたっぷりある」

(松山康久調教師)
「母系が優秀だし、血統的な良さが出たね。化けてくるかもしれないなぁ。素直に走るのがいい。ゲートが速いので、ダートのほうが確実だと思ってここへ臨んだが、芝もこなせそうだよ」

2着 ファインセンス(北村宏騎手)
「最初は戸惑っていたが、徐々に行き脚が付いた。一生懸命に走るタイプ。チャンスは近いね」

4着 スイートコリーヌ(蛯名騎手)
「新馬だけに、ちょっとリズムを崩したのが大きく響いた。最後は伸びているのだけどね」

7着 エイプリルスノー(宮崎北騎手)
「砂を被って怯み、置かれてしまいました。競馬を覚えてくれば」

10着 ラデュレ(三浦騎手)
「寄られたのが痛い。怖がって実力を出せなかった。外枠でスムーズな競馬ができていたら違ったし、距離はもっとあってもいい」

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カナエチャン
(牝3、美浦・松山康厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:ザミル
母父:Horatius


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