≪フェアリーS≫レース後/スピードリッパー「クラシックを…」

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7番人気ながら2着に好走したスピードリッパー(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)。休養前はテンションの高さをみせていたが、この日は下見所から落ち着きをみせ好気配。 外枠不利の中山マイルの13番枠・約3ヶ月振りのレースも物ともせず、好位から上手く2着に粘り込んだ。

騎乗していた北村宏司騎手は「もっと枠が内目なら、4コーナー手前で動かずに済んだところ。下がってくる馬をパスしながら上がっていく必要があったからね。そんな中でも折り合いはいいし、よくがんばっている」とパートナーを称えた。

管理する鹿戸雄一調教師も「早め、外目の競馬を強いられたのに、いい走りを見せてくれました。能力を再認識できましたね。最近は落ち着きを増しているので、このまま在厩して調整し、クラシックを目指したいですよ」と、納得の表情をみせた。

半兄はジャパンカップ・有馬記念・メルボルンCと、GⅠの大舞台では3度にわたり2着に惜敗したポップロック。ダンスファンタジアにつけられた着差は大きいが、クラシック本番で兄が成せなかったGⅠの栄冠を勝ち獲りたい。

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