ワンダースピード、トーセンブライトが競走馬登録抹消

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09~10年兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)など重賞3勝を挙げたトーセンブライト(牡10、美浦・加藤征厩舎)は、1月9日(日)付で競走馬登録を抹消した事が発表された。今後、同馬は北海道日高町のエスティファームにて、種牡馬となる予定。

トーセンブライトは03年の11月にデビュー。3歳時には当時は交流重賞だった金沢のサラブレッドChCを制し、岡田スタッド生産馬初のダートグレード競走勝利を挙げると、その後も、1年に1勝以上マーク。
年々、勝ち星を積み重ねると、8歳時には黒船賞と兵庫ゴールドトロフィー、9歳時の昨年にも兵庫GTで連覇達成。足かけ8年、通算40戦にわたる息の長い競走馬生活を送った。

馬主は島川隆哉氏、生産者は静内の岡田スタッド。馬名の意味由来は「冠名+輝き」。JRA通算獲得賞金は2億5,458万円 (付加賞含む)、JRA以外の通算獲得賞金1億3,7000万円。

トーセンブライト
(牡10、美浦・加藤征厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:アサヒブライト
母父:ジェイドロバリー
通算成績:54戦11勝
重賞勝利:
09~10年兵庫ゴールドトロフィ(G3)
09年黒船賞(G3)
04年サラブレッドCC(G3)

2度の名古屋グランプリ制覇など、重賞5勝を挙げたワンダースピード(牡9、栗東・羽月厩舎)は、1月10日(祝・月)付で競走馬登録を抹消した事が発表された。同馬は北海道日高郡新ひだか町のレックススタッドにて種牡馬となる予定。

ワンダースピードは04年8月にデビュー。初勝利まで地方交流戦を含み、10戦を要するなど、遅咲きのタイプだった事もあり、オープン入りは5歳時。
しかし、そこからは08年にアンタレスS(GⅢ)で重賞初勝利を挙げると、09年は平安Sと東海S、08・10年の名古屋グランプリを制覇など、重賞は通算5勝を挙げた。

馬主は山本信行氏、生産者は三石のフクダファーム。馬名の意味由来は「冠名+速度」。半弟には重賞2勝のワンダーアキュートがいる。JRA通算獲得賞金は3億1,246.1万円 (付加賞含む) JRA以外の通算獲得賞金は1億599.5万円。

ワンダースピード
(牡9、栗東・羽月厩舎)
父:キンググローリアス
母:ワンダーヘリテージ
母父:Pleasant Tap
通算成績:46戦12勝
重賞勝利:
08・10年名古屋グランプリ(G2)
09年東海ステークス(G2)
09年平安ステークス(G3)
08年アンタレスステークス(G3)