トレセンレポート【京成杯】フェイトフルウォー

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新馬戦ではレース前に放馬しながら快勝

13日、日曜中山11レース・京成杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走ホープフルステークス3着のフェイトフルウォー(牡3、美浦・伊藤伸厩舎)は、坂路コースで追い切りを消化した。

調教内容に関して蛭田助手
「前走後は坂路をメインに、ポリトラックを使いながら調整を進めて来ました。今日は時計よりも、最後までしっかりと走らせることを重点に考えていました。前走時よりも良さそうです」とコメント。

前走のホープフルステークスに関しては
「ジョッキーが『まだ遊ぶところがある』と言うように、最後の1ハロンぐらいしか競馬をしていませんね。まともなら勝ち負けも出来ると思っています」と、振り返る。

「この馬の長所は、気持ちがカッとするとグッと行けるところ。2000メートル以上で力を出せそうですが、この距離に不安はありません。先行してもバテないと思うので、先行抜け出しという形が理想ですね。ここを勝って、クラシックに向かいたいと思います」と、厩舎初の重賞制覇に向け、期待は高い。