フィンデルムンドが末脚一閃!蛯名騎手「良い馬」/中山新馬

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11年1月15日(土)、1回中山5日目4Rでサラ系3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の2番人気・フィンデルムンドが優勝。勝ちタイムは1:14.2(良)。

2着にはクビ差で1番人気・エキナシア(牝3、美浦・手塚厩舎)、3着には5番人気・アスパイヤリング(牡3、美浦・武市厩舎)が続いて入線した。

レースはタイセイスキム、エイダイコンビ、グッドクロックらが先行。アスパイヤリングは好位。エキナシア、フィンデルムンドらは中団にマーク。 4コーナー過ぎで、先行馬が後退しはじめたところに、エキナシアがマクり先頭に進出。そこへ内からアスパイヤリングが追い上げ、2頭の追い比べに思われたが、外からフィンデルムンドが豪快に脚を伸ばし、2頭を飲み込んだ。

勝ったフィンデルムンドの母・ウシュアイアは現役時代、通算5勝を挙げ、阿蘇S(オープン特別)でも3着だった実績馬。 馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「世界の果て(西)」。
管理する久保田貴士調教師の管理馬では、08年産の3歳世代の勝ち上がりは5頭目の事。

1着 フィンデルムンド(蛯名騎手)
「今日は前が進んで行きませんでしたが、良く伸びてくれました。1200メートルは忙しい感じもしましたけど、初めてのレースですからね。芝スタートよりもダートスタートの方が良いかな、という気がします。良い馬ですよ」

2着 エキナシア(松岡騎手)
「スタートも良く、道中の走りも問題ありませんでした。最後はまだ遊んでいるところもあるし、併せる相手もいませんでしたからね。粘る脚はある馬なので、いけるかと思いましたけど…」

3着 アスパイヤリング(丸田騎手)
「金曜日に乗ったときはフワフワした感じがありましたけど、初めての場所で神経質になったのか、今日の返し馬ではピリピリしていました。神経質になっている分、反応も良かったですし、今日は内で追い出しを待たされた分ですね」

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フィンデルムンド
(牡3、美浦・久保田厩舎)
父:マヤノトップガン
母:ウシュアイア
母父:バブルガムフェロー


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