ディアフォルティスが逃げ切りでデビュー2連勝/黒竹賞

トピックス

11年1月15日(土)、1回中山5日目9Rで黒竹賞(ダ1800m)が行なわれ、丸田 恭介騎手騎乗の2番人気・ディアフォルティスが、デビュー戦とは打って変わって逃げの手を打つと、コスモリゾルヴの追撃を振り切りデビュー2連勝を決めた。勝ちタイムは1:55.3(良)。

2着にはアタマ差で3番人気・コスモリゾルヴ(牡3、美浦・稲葉厩舎)、3着には12番人気・コスモイーチタイム(牡3、美浦・保田厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたヴァルディヴィアは5着に敗れた。

勝ったディアフォルティスは、昨年11月27日(土)の新馬戦(東京ダ1600m)で、2着に1.8秒差をつけてデビュー勝ち。 同馬の馬主・ディアレストは、一昨年のセレクトセールにおいて、同馬を1200万円で購入していた。生産者は新ひだかの中田 英樹氏。馬名の意味由来は「冠名+勇気、強い(ラテン語)」。

なお、黒竹賞は近年では08年1着のサクセスブロッケン(フェブラリーSなど)、同年2着のクリールパッション(エルムS)、07年1着マコトスパルビエロ(マーチSなど)などが、後のダート重賞で活躍している。

1着 ディアフォルティス(丸田騎手)
「ゲートを上手に立つ馬ではなく、安定していませんが、今日はタイミングが合いました。こういうコースなので、そのまま良い位置で競馬をしようと思って行きました。コーナーで膨らんだり、まだ慣れていない面もありますが、道中はリラックスして走っていました。課題になるのはスタートだと思います」

2着 コスモリゾルヴ(松岡騎手)
「上手く捌けたし、完璧なレースでした。相手が強かったですね」

3着 コスモイーチタイム(丹内騎手)
「終いを生かす競馬をしましたが、良く伸びてくれました。力を付けていますね」

【このレースの全着順・払戻金はこちら

ディアフォルティス
(牡3、美浦・宗像厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:ハートステイジ
母父:Cacoethes
通算成績:2戦2勝

≪関連リンク≫


ワイルドラッシュ産駒・ディアフォルティスが大差勝ち/東京新馬
:3コーナーからひとマクリで圧巻の大差勝ち

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。