重賞ウィナー・コスモセンサーが復活V/ニューイヤーS

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11年1月15日(土)、1回中山5日目11RでニューイヤーS(芝1600m)が行なわれ、F.ベリー騎手騎乗の3番人気・コスモセンサーが、2番手から粘り込んで優勝。勝ちタイムは1:32.9(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・ヒットジャポット(牡4、栗東・領家厩舎)、3着には4番人気・ギンザボナンザ(牝4、美浦・池上厩舎)が続いて入線した。

レースはコスモセンサーが好スタートをきったところに、外からゴスホークケンが先手を主張。 結果、ゴスホークケン、コスモセンサー、ゲイルスパーキーの順で隊列を形成すると、隊列は前後に大きく伸び、1番人気のヒットジャポットは、これまで(の戦歴)よりは後方を追走。
直線に入り、ゴスホークケンが失速し、2番手からコスモセンサーが抜け出し。外からヒットジャポットも脚を伸ばしたが、コスモセンサーがそのままおしきってみせた。

勝ったコスモセンサーは昨年2月のアーリントンC(GⅢ)以来の勝ち星。馬主は有限会社 ビッグレッドファーム、生産者は浦河の川越ファーム。馬名の意味由来は「冠名+感知装置」。

1着 コスモセンサー(ベリー騎手)
「スタートして、速い馬がいたので控えて上手く折り合うことが出来ました。4コーナーを回るときに後ろを待つか考えましたけど、手応えが良かったので行かせました。後ろから相手が来ても、手応えがあってしっかり伸びていたので、上でもやれると思います」

2着 ヒットジャポット(松岡騎手)
「ペースが流れていたので、良いなと思っていましたけど、今日は考えていたよりもポジションが後ろになってしまいました。良い馬ですよ」

3着 ギンザボナンザ(後藤騎手)
「ペースがハマッたし、4コーナーでは勝てるかなと思いましたが、勝ち馬が思いの外、渋太かったですね。もう少しパンチ力が欲しいですね」

4着 ゲイルスパーキー(北村宏騎手)
「外枠で前半脚を使わされました。それほどモタれなかったし、最後にもう一踏ん張りしたところが偉かったです」

5着 キングストリート(津村騎手)
「硬さも取れて、具合は良かったと思いますが、終いはジリジリでした」

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コスモセンサー
(牡4、栗東・西園厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ケイアイバラード
母父:リヴリア
通算成績:11戦4勝
重賞勝利:10年アーリントンカップ(G3)


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