ニシノキミヨがゴール寸前で差し切り勝ち/中山新馬

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11年1月16日(日)、1回中山6日目6Rでサラ系3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、好スタートから道中4番手を追走していた勝浦 正樹騎手騎乗の6番人気・ニシノキミヨが、逃げるクレバーホークをゴール寸前で捕えて優勝。勝ちタイムは2.07.0(良)。

2着にはクビ差で11番人気・クレバーホーク(牝3、美浦・石毛厩舎)、3着には更にクビ差で2番人気・プラウドイーグル(牡3、美浦・堀厩舎)が続いた。1番人気に支持されたレッドジョーカー(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は直線脚を伸ばすも5着まで。

勝ったニシノキミヨは半姉に現1000万下ニシノメルモがいる血統。管理する武藤善則調教師はこれが今年の2勝目となった。馬主は西山 茂行氏、生産者はむかわの西山牧場。馬名の意味由来は「冠名+知人名」。

1着 ニシノキミヨ(勝浦騎手)
「スタートが良く、きちんと折り合いも付き、追ってからの伸びも文句なし。センスがいいよ。このまま順調にいけば、どんどん出世が期待できる素材だね」

(武藤善則調教師)
「牡馬を相手に、この勝利はうれしいですね。スローでも引っかからず、操作がしやすい馬です。きょうは逃げましたが、どんな競馬でもできるでしょう。距離がほしい血統ですし、桜花賞というタイプではないので、オークスを目指したいですよ」

2着 クレバーホーク(大野騎手)
「マイペースで行けたのが良かった。稽古の感触が良く、素質を感じていましたよ。今後も楽しみです」

3着 プラウドイーグル(石橋脩騎手)
「調教の反応からも、かなり奥が深いと感じていました。きょうはあと一歩でしたが、やはり雰囲気は良かったですし、性格的に落ち着いているのがいい。使われた上積みは大きいはずです」

4着 ケイアイカミカゼ(蛯名騎手)
「まだ他馬を恋しがって鳴いたり、幼さが目立つよ。でも、素質は感じるし、使えば変わってくる」

6着 クードボル(丸山騎手)
「馬ごみでも怯まず、しっかり走っています。いいものがありますよ」

10着 マイネルフランク(F・ベリー 騎手)
「まだ体を持て余している。1000mすぎにハミを取ったが、直線で他馬が来ると気を遣っていたね」

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ニシノキミヨ
(牝3、美浦・武藤厩舎)
父:バゴ
母:ナドラ
母父:Sadler’s Wells


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