ブルーミングアレーがオープン入り/初富士S

トピックス

11年1月16日(日)、1回中山6日目10Rで初富士ステークス(芝1800m)が行なわれ、三浦 皇成騎手騎乗の2番人気・ブルーミングアレーが、1番人気ダイワファルコン(牡4、美浦・上原厩舎)との叩き合いをクビ差制して押し切り勝ち。勝ちタイムは1.47.7(良)。2頭から1.1/2馬身離れた3着には3番人気・モンテフジサン(牡4、美浦・松山康厩舎)が続いて入線した。

勝ったブルーミングアレーは、昨春はフローラS3着からオークス(7着)にも駒を進めた素質馬。再出発となった夏の北海道で500万下→1000万下と連勝し、今回は昨年10月の1600万下・古都S(京都芝2400m)2着以来の一戦。昇級2戦目で1600万を勝ち上がり、見事オープン入りを決めた。

管理する小島茂之調教師はこれが今年の初勝利。馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「花の咲いてる路地」。

1着 ブルーミングアレー(三浦騎手)
「まだ底を見せていないし、どんどん伸びてもらわないといけない素質馬。久々でも決めなければと思っていた。状態も良かったからね。最後に詰め寄られたら、もうひと伸び。強い内容だった。もちろん、上でも即通用する」

2着 ダイワファルコン(後藤騎手)
「余力があるのに、馬体が合ったところで満足し、先に出ようとしない。1頭になりたくないんだよ。以前からの傾向とはいえ、なんとか調教で矯正させたいね」

7着 ワルキューレ(吉田隼騎手)
「中団から競馬をしたかったのに、付いていけませんでした。直線はロスを避けてインへ。よく伸びているのですが」

13着 ブルーマーテル(菅原泰夫調教師)
「最後は決め手の差。この馬だって一生懸命に走っている。渋った馬場なら違うんだけどね」

【このレースの全着順・払戻金はこちら

ブルーミングアレー
(牝4、美浦・小島茂厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:プリンセスオリビア
母父:Lycius
通算成績:11戦4勝


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。