2011年度のアジアマイルチャレンジの概要が発表

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「アジアマイルチャレンジ」(Asian Mile Challenge)は2005年にチャンピオンズマイル(香港)と安田記念(日本)の提携によりスタートし、2006年からフューチュリティステークス(豪)とドバイデューティフリー(UAE)を加え、計4レースで構成される国際シリーズ。
2011年の本シリーズの実施要領が決定したことが、JRAより発表された。

1.シリーズ構成レース

・第1戦 2月26日 フューチュリティステークス(G1) コーフィールド競馬場(豪)
(3歳上、50万豪ドル、※芝左1,400m)

・第2戦 3月26日 ドバイデューティフリー(G1) メイダン競馬場(UAE)
(南半球産3歳上、北半球産4歳上、500万米ドル、芝左1,800m)

・第3戦 4月25日 チャンピオンズマイル(G1) シャティン競馬場(香港)
(3歳上、1,200万香港ドル、芝右1,600m)

・第4戦 6月 5日 安田記念(GI) 東京競馬場(日本)
(3歳上、2億800万円、芝左1,600m)

※フューチュリティステークスは本年度より施行距離が1,600mから1,400mに短縮される。

2.昨年度からの変更点
2010年はシリーズレースを2勝以上した馬の馬主・調教師に対してボーナスが交付されることとなっていたが、本年度は次のとおり賞品が贈呈される。

【馬主】
本年度のシリーズ構成レースを最初に2勝した馬の馬主に高級乗用車を贈呈。

【調教師】
調教師にはAMCポイントシステムに基づき、管理馬の得た着順に応じてポイントが付与される。
2ヶ国以上のレースでポイントを獲得し、最も高いポイントを獲得した調教師を2011アジアマイルチャレンジの優勝者として表彰し、高級乗用車を贈呈。

AMCポイントシステム
※左から着順 ホーム(所属国) アウェー(所属国以外)
1着 12p 24p
2着 6p 12p
3着 4p 8p
4着 3p 6p
5着 2p 4p
6着 1p 2p

※ 複数の管理馬がポイントを獲得した場合、それらは全て管理調教師のポイントとして合算される。
※ 最終獲得ポイントが同点となった場合は、以下の優先順で優勝者を決定する。
(1) アウェーでの獲得ポイントが最も高い調教師
(2) ポイントを獲得した管理馬の平均着順が最も上位の調教師
(3) (2)でも決まらない場合は抽選

2010年はボーナスの資格を得るためにシリーズ登録(チャレンジボーナス登録)を行うこととなっており、また当該シリーズ登録が各シリーズ構成レースへの予備登録を兼ねていたが、2011年より同様の登録はなくなった。