ダノンカモンは根岸Sに登録、ヒルノは京都記念が有力

トピックス

大和Sはダノンカモン(牡5、栗東・池江寿厩舎)が中団から徐々に進出して、直線でナムラタイタンを捉えてオープン特別2勝目をマークした。

「スタートで出負けして厳しい競馬だったが、直線で抜け出してから遊んでいたようにまだ余力はあった。能力は相当高い」と池江寿師は本格化した素質馬に目を細めた。出否は未定だが、来週の根岸Sには登録する予定。

また同レースで②着・ナムラタイタン(牡5、栗東・大橋厩舎)も根岸Sへ登録する。

「今回はタイミング良く出たが、ゲート中でゴソゴソしていたように、まだ不安はあるね。賢い馬だからゲート練習ではちゃんと出る。それが悩み」と大橋師は敗戦に表情は曇りがちだった。

日経新春杯で通算3回目の重賞2着となったヒルノダムール(牡4、栗東・昆厩舎)。最強世代トップクラスの実力を誇るが、今回もあと一歩届かなかった。

昆調教師は「何かが足りないんだろうね。運なのかそれとも…」と悔しさで唇を噛みしめる。
「このあとは今の雰囲気ではたぶん京都記念(GⅡ)(2月13日)になると思う」と次走のローテーションを口にした。