コルポディヴェントが圧勝!北村宏騎手「かなりのところまで行けそう」

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11年1月23日(日)、1回中山8日目4Rでサラ系3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、北村 宏司騎手騎乗の1番人気・コルポディヴェントが、3番手マークから先行馬が崩れる中、直線入り口で先頭に躍り出ると、直線も後続を突き放し圧勝。勝ちタイムは1:59.7(良)。

2着には6馬身差で3番人気・スプリングレベル(牡3、栗東・村山厩舎)、3着には2番人気・マチノアカリ(牡3、美浦・奥平雅厩舎)が続いて入線した。

勝ったコルポディヴェントは半姉に昨日のアレキサンドライトSにも出走していたマエストラーレがいる血統。 馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「疾風(伊)」。 管理する久保田貴士調教師の管理馬では、08年産の3歳世代の勝ち上がりは6頭目のこと。

1着 コルポディヴェント(北村宏騎手)
「落ち着きがあり、穏やかな性格。とても乗りやすいうえ、レースセンスも抜群。道中は息を入れながらスムーズに走った。直線は押し出されるかたちで早めに先頭に立ったが、厩舎でしっかり調教されていただけあって、即座にスイッチが入り、鋭く反応。ムチ一発でぐんと伸び、あっという間に後続を突き放してしまったよ。かなりのところまでいけそうな素材だね」

(久保田貴士調教師)
「雰囲気がある馬で、期待が大きかったが、稽古どおりの走り。楽しみが広がった。走法からもダートがいい。この路線で出世させたいね」

2着 スプリングレベル(F・ベリー騎手)
「ゲートはうまく出たが、他馬に寄られて外々を回らされた。それでも、最後はよく伸びている。まだ若いけど、才能豊かな馬だね。大きなフォームで走るから、芝のほうがいいかもしれないよ」

5着 キルデビルヒルズ(平野騎手)
「インでロスのない競馬ができました。ただ、直線で外から被せられなければ、もっとやれたと思います」

9着 ニットウミラーレ(後藤騎手)
「調教時よりDDSP(軟口蓋背方変位と呼ばれるノド鳴りの一種だが、喉頭片が麻痺する喘鳴症とは異なり、成長とともに自然に治癒するケースがほとんど)の症状が見られた。素質は感じるけど、途中で呼吸困難になったからね」

10着 キープザブレイヴ(石橋脩騎手)
「行けませんでした。砂を被って嫌がっていましたね」

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コルポディヴェント
(牡3、美浦・久保田厩舎)
父:フジキセキ
母:オータムブリーズ
母父:ティンバーカントリー


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