サクラフローレスが快勝!蛯名騎手「これから伸びる余地だって大きい」

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11年1月23日(日)、1回中山8日目6Rでサラ系3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の1番人気・サクラフローレスが好位追走から直線でアッサリと抜け出し、後続に3馬身差をつけて快勝。勝ちタイムは1.36.7(良)。

2着には3番人気・キャラクテール(牝3、美浦・上原厩舎)、3着には2番人気・シングンミラクル(牡3、美浦・高市厩舎)が続いて入線。人気サイドの決着となっている。

勝ったサクラフローレスの馬主は株式会社 さくらコマース、生産者は新ひだか町の西村 和夫氏。馬名の意味由来は「冠名+非の打ち所がない」。手綱を取った蛯名騎手は早くも今年の8勝目、久保田厩舎も4勝目。

1着 サクラフローレス(蛯名騎手)
「厩舎サイドから聞いていたとおり、背中がいい馬だね。サクラプレジデント産駒らしく気持ちが前向きだけど、広いコースのほうがいいだろうし、距離はもっと伸びても大丈夫だと思う。まだ緩さも感じるから、これから伸びる余地だって大きいだろう」

(久保田貴士調教師)
「格上と併せてもひけを取らないし、稽古から素質の高さを感じていた。性格も真面目。2回も除外になったが、悪影響はなく、そのぶんもきっちり仕上がった。次の東京で1戦させる予定。2000mくらいまでは距離を延ばしていきたいね」

2着 キャラクテール(田中勝騎手)
「内枠がほしかった。でも、スムーズに走ったし、内容は上々。いい脚を使ったよ。チャンスは近いね」

3着 シングンミラクル(小林淳騎手)
「シングンレジェンドの弟らしく、〝持っている〟馬。返し馬では難しさも見せたが、気性も素直です。終いの脚は感じさせるもの。しっかり攻めたわけではないので、次にどれだけ変わるのか、楽しみになりましたよ」

4着 スナン(松岡騎手)
「気持ちが勝っているタイプ。無理に抑えずに行かせてみた。バランスがいいし、いずれ走ってくるよ」

7着 ビレッジスマイル(柴山騎手)
「レース前にテンションが上がり、ゲートで立ち上がる幼さを見せた。でも、競馬は上手。まっすぐ真面目に走るよ」

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サクラフローレス
(牡3、美浦・久保田厩舎)
父:サクラプレジデント
母:サクラジュノー
母父:サクラバクシンオー


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