赤岡修次騎手「3年連続獲れるよう」/NARグランプリ

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3日、都内にて、NARグランプリ2010表彰式が行われた。受賞者の共同会見でのコメントは以下の通り。

【赤岡修次騎手(2年連続2回目)】
●最優秀勝率騎手賞

-2年連続受賞となって

「去年も獲れて意識はしていましたけれど、序盤かなりの勝率で、最後はちょっと落としてしまったので、なんとか40%は狙いたかったですね」

-勝ち鞍も全国3位だった

「夏場一月くらい間隔が合って、騎乗停止もあったので、そこがなければ、もうちょっと上にいられた気がします」

-高知では5年連続リーディングに、高知の14ある重賞のうち、8つも制した

「重賞では緊張しないようにしています。県外で乗る時は緊張するというか、観られている意識もありますけれど、地元では人気馬にも乗りますし、なるべく馬の持ち味を活かせたらなと思います」

-高知では『福永洋一記念』も行われた

「福永君からも『福永洋一記念』を行いたいという話もしてくれたし、武豊さんからもファンとの交流を行いたいという話で、主催者の方に話がいったら、スンナリと話(要望)が通りましたね。あの重賞は緊張しましたね(結果は優勝)。第一回でしたし、縁があったレースでしたので」

-今年の目標は

「勝率40%というのは、難しいことだと思うので、この賞を3年連続獲れるよう頑張ります」

(左から)出川克己調教師、田中守調教師

【田中守調教師(高知)】
●最優秀勝利回数調教師賞

【出川克己調教師(船橋)】
●最優秀勝率調教師賞

-今の気持ちは

「(田中守調教師)こうして賞を受賞出来ましたけれど、実感が全然なくて。会場に初めて足を運んで、偉大さが実感できました。馬の体調を管理する事が大事なので、日頃からお世話になっている馬主さんにも協力して頂いて、厩舎のスタッフも一生懸命やってくれた御蔭で、ここに来られたと思っています」

-大晦日はあと4勝すれば、角田輝也調教師の日本記録(239勝)を更新出来た

「周りに言われて気付きましたが、全然意識はしていなかったです」

-今の気持ちは

「(出川克己調教師)ずいぶんご無沙汰していましたね(13年振り以来)。どれも勝ちに行くので、勝ったレースは覚えていないものですが、負けたレースは『なんで負けちゃったんだろう』と覚えてることが多いですね」

-いつもどんな事に気をつけて馬を造っているか

「色んな不安点を消去していってゆけば、自ずと馬の実力を出してくれると思うんですけれども、あとで(隣に座っている)田中先生に勝ち鞍を挙げる秘訣を倣おうかなと思います(笑)」

-重賞はザッハーマインで3勝、ヴァインバッハとディアーウィッシュで1勝ずつ挙げた

「ディアーウィッシュは(2月23日の)船橋の報知グランプリカップ(SⅢ)ですね。ザッハーマインは(TCK女王盃で)走ったばかりですので、山元トレセンに2週間ほど、放牧に出て、3月30日の大井のマイルグランプリに向かおうと思います」

-船橋競馬は今後、どんな事が必要か

「私達が出来ることは、きちんと公正な競馬を確保して、馬に全能力を発揮させて、ファンのみなさんに手に汗を握らせるようなレースをおみせする以外はないと思うんですよね。馬の仕事をキッチリ進めたいと思います」

-今年の目標

「(田中守調教師)一つ一つ勝ち鞍を積み重ねて行って、ここへ来られるように頑張ってゆきたいと思います」

「(出川克己調教師)変わらず、馬第一で行きたいと思っております。大先生(川島正行調教師)を意識すること無く(笑)、これからも色々教えて頂こうと思います」