エルフィンS勝ちのマルセリーナはフィリーズレビューが有力

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父はディープインパクト、母のマルバイユは現役時代に仏GⅠなどを制した良血・マルセリーナ

エルフィンSはマルセリーナ(牝3、栗東・松田博厩舎)が直線、外からメンバー中最速の上がりで差し切り勝ちを収めた。松田博厩舎にとっては昨年の2歳女王・レーヴディソールに続く桜花賞候補の誕生といえるだろう。
「この馬はこっちが思っている以上に強くなっているし、レーヴディソールとの対決が今から楽しみ」と今回の勝利で師の期待は更に膨らんだ。
このあとは3月13日(日)のフィリーズレビュー(G2)(阪神芝1400m)が有力。

春菜賞は関西馬・クリアンサス(牝3、栗東・松永幹厩舎)が自分の型に持ち込み絶妙なペース配分で逃げてそのまま押し切った。
「展開に多少恵まれた感じはありますが、期待通りの走りに満足はしていますよ。輸送してもイレ込みがなっかたのは収穫でしたね」と松永幹師は2勝目を挙げたことに素直に喜んでいた。
次走は既報通り、3月13日(日)のフィリーズレビュー(G2)(阪神芝1400m)で重賞初制覇を目指す。

1番人気に支持されたきさらぎ賞で、④着に敗れたウインバリアシオン(牡3、栗東・松永昌厩舎)。この馬自身も上がり3F33秒6の末脚は駆使している。
ただ、担当する竹邑厩務員は「行った、行ったの競馬で上位独占なら納得するけど、後ろにいたオルフェーヴルに交わされたのがショックだね。まぁ今度は人気も落として気楽な立場になるのはいいけどねぇ…」と残念な結果にいつもの元気がなかった。
このあとは弥生賞、スプリングS、若葉Sのどれかのトライアルを使って本番に挑む。