つばき賞を快勝したダノンシャークの次走は若葉Sが濃厚

トピックス

アルデバランSは、4番人気のピイラニハイウェイが2番手から抜け出して快勝した。「いい流れで競馬ができた。ハンデも55キロと手頃だったし、良く頑張ってくれた」と池江郎師は笑顔でレースを振り返る。次走については
「次に管理する方に決めてもらえばそれで良いんじゃないかな」と。
また同レースで2着・ワンダーアキュートは仁川S(3月6日・阪神)へ向かう。「この馬も上がり3F36秒8で差を詰めているんだよ。勝ち馬とは斤量の差(3キロ)かな」と佐藤正師は敗因を挙げた。

つばき賞は、ディープインパクト産駒のダノンシャークが差し切りVを決め2勝目を飾った。
「レース経験を積むごとに学習能力が生きている。こういう競馬ができればこれから先が楽しみ」と大久保龍師は今後の活躍に期待している。
このあとは若葉S(3月20日・阪神)に向かう可能性が濃厚。

鹿戸明厩舎が先週2勝をマークした。ともに3歳馬が勝利しただけに今後の活躍に期待が膨らむ。
師によると「キタサンフクジン(芝1600m)はとにかく競馬が上手。普通に回ってくればチャンスはあると思っていた。少しソエを気にしているので1ヶ月ほど厩舎で休ませる予定。マンテンリューマ(ダート1200m)は中間ゲートで縛り付けたので、練習の成果が出たと思う。この馬は芝でもダートでも走るからね。発馬次第では昇級でも面白そう」と。
こちらは3月13日の3歳500万下(ダート1200m)」を予定。

飛鳥Sは、レインボーペガサスが(きさらぎ賞勝ちなどを含め全て3着以内)コース巧者ぶりを発揮。道中は行きたがる面をなだめつつ何とかクビ差を退けた。
「アンカツ(安藤勝)さんが手の内に入れているし、京都コースは本当に走る。オープンでも頑張ってもらわんと困る馬だからな」と寺井助手。次走は東風S(3月13日・中山)を視野に入れている。

雲雀Sは、マイペースに持ち込んだナシュワンヒーローが1枠2番の絶好枠を味方にまんまと逃げ切った。
「2着馬が凄い脚で伸びてきたし、最後は際どかったけど、ウチの馬もグングンと力を付けているからね。距離もマイルまでは持って欲しいね」と藤岡範師
これでオープン入りを果たした同馬の次走については「来週の阪急杯かその次週のオーシャンSのどちらかになるかな」とコメント。

共同通信杯で首差の2着に泣いたユニバーサルバンク。それでも賞金を加算できたことにより皐月賞(4月17日・中山)への出走がほぼ確定した。
「あそこまでいったら勝ちたかったのが本音。でもどんな相手でも安定して走ってくれるし、レースに行って自在性があるのが良いね。このあとトライアルを挟むのかぶっつけで本番に向かうかどうかは決まってない」と寺崎厩務員

京都6日目・新馬戦(ダート1400m)はグリッターテイルが3角から一気に進出して2着に3馬身半差を付けて完勝した。鮫島厩舎にとってはこれが3歳馬の初勝利となった。
「目を外傷してデビューが遅れたが、稽古の動きからダートのこの条件は合うと思っていた」と寺井助手は初戦Vを素直に喜ぶ。
次走について触れると、「馬の状態を見てからだが、3月13日の3歳500万下・阪神ダート・1200mを予定している」とのこと。