【ダイヤモンドS】『コスモ』ワンツー!コスモメドウが重賞初制覇

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11年2月19日(土)、1回東京7日目11Rで第61回 ダイヤモンドS(GⅢ)(芝3400m)が行なわれ、A.クラストゥス騎手騎乗の2番人気・コスモメドウが優勝。勝ちタイムは3:31.9(良)。

2着には2馬身差で4番人気・コスモヘレノス(牡4、美浦・菊川厩舎)、3着には6番人気・キタサンアミーゴ(牡5、栗東・松田博厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたビートブラックは、最後に追い込むも4着に敗れた。

レースはミヤビランベリがハナ、イケドラゴン、キタサンアミーゴらが2~3番手。コスモメドウ、コスモヘレノスらは中団。ビートブラックは最後方。1F平均12秒台後半のスローの流れでレースが進み、勝負は正味ラスト3ハロン。
直線に向いて、キタサンアミーゴが抜け出したが、外からコスモメドウ、コスモヘレノスが脚を伸ばし、コスモメドウがヘレノスを封じ重賞初タイトルをゲット。スローだったものの、長距離適性のある血統・実績馬が上位を独占する結果となった。

勝ったコスモメドウは09年の12月にデビュー。初勝利が6戦目、そこから2勝目を挙げるまで4戦を要したように、遅咲きのタイプだったが、長距離戦で頭角を現すと、前走の万葉Sも準オープンの身ながら快勝。今回がオープンクラス初挑戦だった。
馬主は有限会社 ビッグレッドファーム、生産者はアイルランドのAbergwaun Farms。馬名の意味由来は「冠名+牧草地」。

騎乗していたA.クラストゥス騎手はこれでJRA重賞通算2勝目。管理する畠山重則調教師はJRA重賞10勝目。キングズベスト産駒は昨年のダービー(エイシンフラッシュ)以来、JRA重賞通算3勝目。

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コスモメドウ
(牡4、美浦・畠山重厩舎)
父:King’s Best
母:Angel of The Gwaun
母父:Sadler’s Wells
通算成績:14戦5勝


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