三段跳びで頂点へ

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次週の京都ハイジャンプに出走予定しているコウエイトライ(牝6、栗東・田所清厩舎)が、先月31日に京都競馬場で三段跳びの練習を行った。
「躊躇することなくスムーズに飛んでいましたよ。距離も心配していませんし、この馬の競馬をするだけです。普通に走れば結果は付いてきます」と小坂騎手は同馬に全幅の信頼を置いている。
これまで同馬は重賞を5勝しているが、全てGⅢでのもの。今度は6つ目の重賞をGⅡで飾るか。
尚、同レースには06年4月の中山グランドジャンプ(GI・2着)以来1年7ヶ月ぶりにテイエムドラゴン(牡5、栗東・小嶋貞厩舎)も出走する模様。

ジャパンカップダートに出走するメイショウトウコン(牡5、栗東・安田伊厩舎)は、坂路で55秒3-40秒6-26秒9-13秒7のタイム。
「稽古はあまり動かないからこんなもの。馬体もふっくらとしているし、とにかく順調に来ているのが良いね」と林調教厩務員は仕上がりの良さを強調していた。

武蔵野Sで7着に敗れたビッググラス(牡6、栗東・中尾秀厩舎)は、霜月Sで巻き返しを図る。
「前半、気合いを付けて行かないとハミを取らないからね。次に期待だね」と山下厩務員は悔しがる。

また、同厩舎で神無月Sを快勝したアドマイヤスバル(牡4、栗東・中尾秀厩舎)も同レースに向かう。
「前走がいい勝ち方。オープンでも楽しみにしている」と中尾秀師は連勝を狙っている。

先週のアルデバランSで6勝目を飾ったワンダースピード(牡5、栗東・羽月厩舎)。
1分50秒8の好時計で2着のドンクールに3馬身半差を付けて快勝。
東海S・2着の実績が伊達ではないことを証明して見せた。
「厩舎スタッフからも状態は良いと聞いていたから、外々を回って自信を持って乗った。ホント危なげない勝ちっぷりで今日は強かったの一言」と小牧太騎手は期待通りの走りに素直に喜んでいた。
「もし出走できるならジャパンカップダートに行きたいと思ってます」と羽月師は次の目標をGI出走に目を向けている。