【弥生賞】デボネア「状態は凄く良さそう」

トピックス

京成杯出走時(手前でデボネアを曳いているのは中竹和也調教師)

前走の京成杯(GⅢ)で、低評価を覆して2着に好走したデボネア(牡3、栗東・中竹厩舎)が弥生賞に出走する。直前の気配も素晴らしかった同馬について、調教を担当する伊藤大輔助手に伺った。

伊:京成杯の帰りは雪が降った影響で11時間もかかってしまいました。少し身体が細くなっていましたが、短期放牧で回復しています。2週間ほどグリーンウッドに行っていたのですが、トレセンには2月の最初に帰ってきました。週末にCWコースに入れて15-15を乗って、徐々に状態を上げていきました。状態は凄く良さそうですよ。

-:デボネアは輸送を苦にしないタイプなんでしょうか。

伊:大人しく扱いやすい馬です。少し音に敏感な面はありますが、明け3歳になったばかりですから、気にするレベルではありません。輸送にも慣れていますから心配いりませんよ。

-:体重に関してはどれくらいで出れそうですか。

伊:このままスムーズに輸送できれば、540キロ台での出走になると思います。あまり増やすのも良くないので、今の感じで良いと思います。

-:デボネアの良さが出るのは、ある程度のポジションから粘りこむ形なんでしょうか。

伊:どちらかと言うとスパッと切れるタイプではないので、長く良い脚を使える流れになって欲しいです。折り合い重視の馬には乗り難い中山なので、上手く流れに乗れたら面白いと思います。まだまだこれから良くなっていく馬ですよ。

-:馬主がシェイク・モハメド殿下との事ですが、ダービーに出走出来たら観戦しに来られるかもしれませんね。

伊:緊張するじゃないですか~(笑)。そりゃあ、競馬場に来ていただけたら最高ですね。とにかく弥生賞は良い競馬出来るように頑張ります!