【弥生賞】サダムパテックが重賞2勝目で皐月賞に王手

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11年3月6日(日)、2回中山4日目11Rで第48回 報知杯弥生賞(GⅡ)(芝2000m)が行なわれ、岩田 康誠騎手騎乗の1番人気・サダムパテックが優勝。勝ちタイムは2.01.0(良)。

2着には1/2馬身差で7番人気・プレイ(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には5番人気・デボネア(牡3、栗東・中竹厩舎)が続いて入線。2番人気・ターゲットマシン(牡3、美浦・宗像厩舎)は11着、3番人気・オールアズワン(牡3、栗東・領家厩舎)は8着に敗れている。

レースはアッパーイースト、プレイ、ターゲットマシンの3頭が広がってスタート。2コーナーのカーブで外からターゲットマシンがジワッとハナに立ったが、1000m通過は61秒7と緩い流れ。その後もなかなかペースが上がらず、レースの上がりが34秒7という瞬発力を求められる展開になった。

勝ったサダムパテックはスタート直後に両脇のオールアズワン、ウインバリアシオンと接触するアクシデントがあったが、それでもスッと好位の外目をキープ。直線、満を持して追い出されるとひと追い毎に前との差を詰め、後続を半馬身差抑えたところがゴール。東京スポーツ杯2歳Sに続く重賞2勝目をマークした。

馬主は大西 定氏、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「冠名+スイス時計名より」。

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サダムパテック
(牡3、栗東・西園厩舎)
父:フジキセキ
母:サマーナイトシティ
母父:エリシオ
通算成績:5戦3勝
その他の重賞勝利:
10年東京スポーツ杯2歳S(G3)


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