【スプリングS】「本番に繋がる」オルフェーヴルが皐月賞へ名乗り!

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11年3月26日(土)、2回阪神1日目11Rで第60回 スプリングS(GⅡ)(芝1800m)が行なわれ、池添 謙一騎手騎乗の1番人気・オルフェーヴルが優勝。勝ちタイムは1:46.4(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・ベルシャザール(牡3、栗東・松田国厩舎)、3着には8番人気・ステラロッサ(牡3、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。以上、3頭は皐月賞への優先出走権が付与される。

レースはホッコーガンバ、グランプリボス、リベルタス、オルフェーヴルは中団、リフトザウイングスは後方。3コーナー過ぎには馬群が密集し、直線を向く頃には横一線。先にグランプリボスが抜け出すも、大外を回ってオルフェーヴルも猛追。
池添騎手のステッキに反応し、内に切れ込みながら、グランプリボスに併せに行くと、ベルシャザールも内から抜け出し。最後はベルシャザール、オルフェーヴルの一騎打ちとなったが、オルフェーヴルが力強く押し切った。

勝ったオルフェーヴルは、全兄は09年に有馬記念・宝塚記念などを制したドリームジャーニーという血統。 同馬は昨年8月にデビュー勝ちを収め、年明けのシンザン記念で2着、きさらぎ賞で3着などの実績を残していたが、通算2勝目が重賞初勝利となった。 馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「金細工師(仏)」。

騎乗していた池添謙一騎手は、本年は重賞2勝目で、JRA重賞は通算41勝目。スプリングSは初制覇。管理する池江泰寿調教師は、本年は重賞2勝目で、JRA重賞は通算14勝目。
ステイゴールド産駒のJRA重賞は通算24勝目。なお、今年の3歳牡馬クラシック戦線ではナカヤマナイト、フェイトフルウォーらを輩出している。

1着 オルフェーヴル(池添騎手)
「普段の調教と、これまでのレースで一つ一つ教えてきた事が、実になったと感じました。元々、折り合いが心配で、掛かるところがありましたが、今日は折り合いも付いて、リズム良く行けました。本番に繋がるレースができたと思います。順調に行って欲しいですね」

2着 ベルシャザール(安藤勝騎手)
「直線でピュッと伸びてくれれば…。距離もこなせそうですし、これから良くなる馬だと思います」

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オルフェーヴル
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
通算成績:6戦2勝



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