ヴィクトワールピサが日本馬史上初のドバイワールドカップ制覇!
トランセンドも逃げて2着で日本勢ワンツー!

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3月26日(土)にアラブ首長国連邦・ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドカップ(G1)【Dubai World Cup Sponsored By Emirates Airline】 (北半球産馬4歳上、南半球産馬3歳上、1着賞金:600米ドル、AW2,000m)は、日本からブエナビスタ、ヴィクトワールピサ、トランセンドの3頭が参戦。

藤田 伸二騎手騎乗のトランセンド TRANSCEND(牡5、日本・安田隆厩舎)が勢いよくハナをとると、終いから2頭目がR.ムーア騎手騎乗のブエナビスタ BUENA VISTA(牝5、日本・松田博厩舎)、シンガリはM.デムーロ騎手騎乗のヴィクトワールピサ VICTOIRE PISA(牡4、日本・角居厩舎)。

レース中盤にヴィクトワールピサがポジションを押し上げ、トランセンドと並ぶように2番手に並びかけると、直線は2頭で併せるように抜け出し。
アイルランドダービー馬のケープブランコ、米GⅠ馬のジオポンティらも一気に迫ってきたが、2頭が猛追を凌ぎきり、ヴィクトワールピサが日本馬史上初となるドバイワールドカップを制覇した。勝ちタイムは2.05.94。 逃げたトランセンドは持ち前の粘りをみせ、2着を死守し、日本馬のワンツーフィニッシュとなった。

3着にはインから日本馬2頭の間を突いて、脚を伸ばしたモンテロッソ MONTEROSSO(牡4、首・M.アル・ザルーニ厩舎)、 ブエナビスタは後方から伸びきれず8着に終わり、08年10月のデビュー以来、キャリア18戦目で初めて3着圏内を外す結果に終わった。

全着順は以下の通り。
1 ヴィクトワールピサ 2:05.9
2 トランセンド 1/2
3 モンテロッソ 1/4
4 ケープブランコ 1/4
5 ジオポンティ 3/4
6 ジターノエルナンド 1
7 ムシール 1/2
8 ブエナビスタ 1/2
9 トワイスオーバー 1 1/4
10 プリンスビショップ 1/4
11 ゴールデンソード 2 1/4
12 リチャーズキッド 1/2
13 フライダウン 12
14 ポエッツボイス 1 1/4

馬齢は主催者発表のもの。
エミレーツレーシングオーソリティの加齢基準日は南半球産馬が7月1日、北半球産馬が1月1日。

≪関連リンク・外部サイト≫
エミレーツレーシングオーソリティ http://www.emiratesracing.com/

ドバイレーシングクラブ http://www.dubairacingclub.com/