11年3月27日(日)、2回阪神2日目12Rで第58回 被災地支援 毎日杯(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、浜中 俊騎手騎乗の2番人気・レッドデイヴィスが優勝。勝ちタイムは1:47.1(良)。

2着にはクビ差で4番人気・コティリオン(牡3、栗東・橋口厩舎)、3着にはブエナビスタの弟で1番人気・トーセンレーヴ(牡3、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

レースはサンビームが好スタート。レッドデイヴィスはインの好位。トーセンレーヴはその外目を追走。平均ペースでレースが進み、直線に向くと、ラチ沿いに進路をとった浜中騎手のレッドデイヴィスが抜け出し。
その外から併せるように、浜中騎手と同い年のリスポリ騎手のトーセンレーヴくらいつくも、レッドデイヴィスの力が上。そのまま押し切った。2着には後方で脚を溜めていたコティリオンがゴール前で浮上した。

勝ったレッドデイヴィスは、昨年9月にデビュー。初勝利こそ3戦目だったが、昨年暮れの500万下戦では、1位入線も10着に降着。 その巻き返しを期した年明け初戦のシンザン記念では、(昨日のスプリングSを制した)オルフェーヴルらを降し重賞初制覇。
その前走に続き、これで重賞連勝となった。なお、セン馬のために、皐月賞などのクラシックレースには出走できないため、今後の動向が注目される。

同馬は叔父に菊花賞、メルボルンCを制覇したデルタブルースがいる血統。馬主は株式会社 東京ホースレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名＋ジャズ奏者マイルス・デイヴィスより。母名より連想」。

騎乗していた浜中俊騎手はこれで今年は重賞3勝目で、通算は7勝目。管理する音無秀孝調教師も、今年の重賞は3勝目で、通算では44勝目。

なお、「被災地支援競走」として行われた同レースは、売上げ(売得金)の5%相当額を、被災地支援のために拠出。売得金が24億7595万3100円で、拠出額は1億2379万7655円となった事が発表された。

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レッドデイヴィス
(セ3、栗東・音無厩舎)
父：アグネスタキオン
母：ディクシージャズ
母父：トニービン
通算成績：7戦3勝
その他の重賞勝利：11年日刊スポシンザン記念(G3)



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