高松宮記念連覇達成のキンシャサノキセキが引退

トピックス

昨日の高松宮記念を制して、同レースの連覇を達成したばかりのキンシャサノキセキ(牡8、美浦・堀厩舎)が引退する事が、28日、JRAより発表された。

キンシャサノキセキは05年の2歳新馬戦でデビュー。南半球産で(約半年の)遅生まれというハンデがありながら、デビュー2連勝を挙げると、NHKマイルCでも3着に好走。重賞初制覇は、5歳時にデビュー戦以来のスプリント戦となった函館SS(G3)だったが、その秋のスプリンターズSでも3着に惜敗した。
そして、本格化は6歳秋から(昨年の)7歳春に、重賞4連勝で一気に高松宮記念を制して、待望のGⅠタイトルを獲得すると、昨日の高松宮記念でも史上初となる同レース連覇を達成した。今後は社台ステリオンステーションにて種牡馬となる予定。

馬主は吉田和美氏、生産者はオーストラリアのArrowleave Joint Venture。馬名の意味は「キンシャサの奇跡」JRA通算成績は7億8530.6万円(付加賞金含む)。

キンシャサノキセキ(牡8、美浦・堀厩舎)
父:Fuji Kiseki
母:Keltshaan
母父:Pleasant Colony
通算成績:32戦12勝
重賞勝利:
10~11年高松宮記念(G1)
09~10年阪神カップ(G2)
09年毎日放送賞スワンS(G2)
10年夕刊フジオーシャンS(G3)
08年函館スプリントS(G3)