エリンコートが連勝でオークスへ名乗り!…忘れな草賞

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11年4月10日(日)、2回阪神6日目9Rで忘れな草賞(芝2000m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の2番人気・エリンコートが優勝。勝ちタイムは2:02.4(良)。

2着には1/2馬身差で7番人気・ハッピーグラス(牝3、栗東・藤原英厩舎)、3着には12番人気・オースミマイカ(牝3、栗東・昆厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサクラシオンは、(前走比較)マイナス26キロの馬体が響いたか、伸びきれず5着に敗れた。

レースはキンショーオーロラが先手を主張すると、スイスイとリードを広げると、2番手以下は離れたポジションを追走。ハッピーグラス、エリンコート、サクラシオンらは好位にマークしていたが、4コーナー前で馬群が凝縮。
ベルモントカントル、ライトレール、マリアビスティーが並んで抜け出しを図るが、脚色はその後ろの集団が優勢。外からエリンコートが抜け出すと、一旦は内から進出したハッピーグラスに交わされたかにみえたが、二の脚をつかって差し返して連勝を決めた。

勝ったエリンコートはこれで500万下に続き2連勝。デビュー・未勝利戦は芝の1200m戦に使われていたが、距離延長と共に徐々に成績をあげている。
同馬は半兄に現役時代、通算5勝をマークしたオメガグレイスがいる血統。 馬主は吉田 照哉氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「アイルランドの宮廷」。

1着 エリンコート(後藤騎手)
「レース前から馬が我の強さを出し始めていました。ケンカではありませんが、1~2コーナーまでは馬と自分の間でぶつかり合いがありました。ただ、2コーナーから後はスムーズに進みましたし、前半我慢しただけに伸びも良く、抜け出してからは他馬に抜かせないという感じでした。馬の今後を考えると良い仕事が出来たと思います」

2着 ハッピーグラス(池添騎手)
「距離も距離なので、リズム良く走らせようと思っていました。内枠で良い感じ走れましたが、最後の直線で狭くなってしまったのはもったいなかったですね。この距離でも大丈夫です」

3着 オースミマイカ(四位騎手)
「勝ったと思いましたが…。好位で競馬をしようと狙っている馬が多いと思ったので、中途半端にならないようにしました。下げて走ったので、良い感じで追走できました。最後までシッカリ走っていたので、距離も大丈夫です」

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エリンコート
(牝3、栗東・笹田厩舎)
父:デュランダル
母:エリンバード
母父:Bluebird
通算成績:8戦3勝



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