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アイヴィーリーグなど《平林雅芳 次走注目3歳馬》
2011/4/12(火)
★次走注目3歳馬
土曜阪神3R
3歳未勝利
ダ1800m
シルクレグルス(2着)(牡3、栗東・藤沢則厩舎)
(ポイント)
圧倒的1番人気は、初戦で2着のタイムズアロー。先手を取ろうかの意気込みでのレースぶりで、前々で競馬を進め直線も危なげない抜け出しで勝利を確定させた。その後をこのシルクグレイスが伸びて来たものだが、五分のスタート(だと思っていたら、火曜朝に藤沢則師に聞けば出て躓いているらしい)を下げて後方で待機。内々で淡々と進め、脚を貯めて直線ではかなりの時間、前が開くのを待っている映像をしっかりとパトロールビデオで見た。
まるで古馬の様なレースぶり。鞍上の幸Jは、レース前から手応えを持っていたのだろうと思える乗り方だった。次走はもう確勝ものだろうと思える(そのスタートの時に脚をぶっつけてきていたと藤沢則師。権利がなくなる前には出れるでしょうと続ける)。
土曜阪神7R
3歳500万下
芝外1600m
アイヴィーリーグ(1着)(牡3、栗東・中尾秀厩舎)
(ポイント)
デビュー戦を勝ったおりも、この欄で取り上げた馬である。それ程に余裕を感じる直線での伸び具合であり、まだまだいけそうなもの感じたものであったが、やはりその印象どおりの2戦目となってくれた。内めからスルっと出てきた直線、人気馬が外めの枠でもあったが、4コーナーでは外を回って伸びて追いかけて来たが、やはり経済コースで脚を貯めている馬には敵わない。またその伸び方も初戦同様で好印象。鞍上の小牧Jがステッキを1、2発は入れたが、馬に教育をしているだけの仕草と見えるものでもあった。
エンジンが違うのかレースのしやすい馬なのか、いとも簡単に勝ってみせる器でもある。次走はオープンクラスへの突入だが、まだまだ底を感じさせない馬と思える。
日曜阪神1R
3歳未勝利・牝
ダ1200m
プットオンザリッツ(5着)(牝3、美浦・武市厩舎)
(ポイント)
勝ち馬ミヤビヘレネを始め2着レッツマンボウと、関東馬の攻勢が続く3歳未勝利戦だが、5着のこのプットオンザリッツも美浦所属馬。返し馬の雰囲気も悪くなく注目して見ていた。前走が休み明けのレースで、今回でまだ3戦のキャリア。勝ったミヤビヘレネが逃げ切り、2着も4コーナーで2番手に上がった前残りの流れで、この馬自身は位置取りが後ろで追い上げて来ての5着。
でも、もっとやれそうな雰囲気を持つだけに、次走はおそらく関東圏でのレースとなるものだろうが、狙っておいて損はない馬だろうと思える。
日曜阪神2R
3歳未勝利
ダ1400m
スマイリングムーン(3着)(牝3、栗東・岡田厩舎)
(ポイント)
このレースでは外国産馬のタールタンに注目していたのだが、最内枠から出て行ったのはいいが、やや速い流れを演出してしまった。前半の3ハロンが34.6、1000メートル通過が59.5と、全体に速い流れで飛ばしてしまった。それにくっついて行ったのがスマイリングムーン。先頭のタールタンが直線に向いて失速したのに、スマイリングムーは粘りに粘って最後まで勝ち負けの戦いぶり。初戦の内容から一変のレース内容であった。
大型牝馬で、今回12キロ減でもまだ514キロのグラマーな体。次走はもっともっとやれるに違いない。そして同じレースで11着惨敗のタールタンだが、次走1200ならまだ狙ってみたいと思うものである。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
土曜阪神3R
3歳未勝利
ダ1800m
シルクレグルス(2着)(牡3、栗東・藤沢則厩舎)
(ポイント)
圧倒的1番人気は、初戦で2着のタイムズアロー。先手を取ろうかの意気込みでのレースぶりで、前々で競馬を進め直線も危なげない抜け出しで勝利を確定させた。その後をこのシルクグレイスが伸びて来たものだが、五分のスタート(だと思っていたら、火曜朝に藤沢則師に聞けば出て躓いているらしい)を下げて後方で待機。内々で淡々と進め、脚を貯めて直線ではかなりの時間、前が開くのを待っている映像をしっかりとパトロールビデオで見た。
まるで古馬の様なレースぶり。鞍上の幸Jは、レース前から手応えを持っていたのだろうと思える乗り方だった。次走はもう確勝ものだろうと思える(そのスタートの時に脚をぶっつけてきていたと藤沢則師。権利がなくなる前には出れるでしょうと続ける)。
土曜阪神7R
3歳500万下
芝外1600m
アイヴィーリーグ(1着)(牡3、栗東・中尾秀厩舎)
(ポイント)
デビュー戦を勝ったおりも、この欄で取り上げた馬である。それ程に余裕を感じる直線での伸び具合であり、まだまだいけそうなもの感じたものであったが、やはりその印象どおりの2戦目となってくれた。内めからスルっと出てきた直線、人気馬が外めの枠でもあったが、4コーナーでは外を回って伸びて追いかけて来たが、やはり経済コースで脚を貯めている馬には敵わない。またその伸び方も初戦同様で好印象。鞍上の小牧Jがステッキを1、2発は入れたが、馬に教育をしているだけの仕草と見えるものでもあった。
エンジンが違うのかレースのしやすい馬なのか、いとも簡単に勝ってみせる器でもある。次走はオープンクラスへの突入だが、まだまだ底を感じさせない馬と思える。
日曜阪神1R
3歳未勝利・牝
ダ1200m
プットオンザリッツ(5着)(牝3、美浦・武市厩舎)
(ポイント)
勝ち馬ミヤビヘレネを始め2着レッツマンボウと、関東馬の攻勢が続く3歳未勝利戦だが、5着のこのプットオンザリッツも美浦所属馬。返し馬の雰囲気も悪くなく注目して見ていた。前走が休み明けのレースで、今回でまだ3戦のキャリア。勝ったミヤビヘレネが逃げ切り、2着も4コーナーで2番手に上がった前残りの流れで、この馬自身は位置取りが後ろで追い上げて来ての5着。
でも、もっとやれそうな雰囲気を持つだけに、次走はおそらく関東圏でのレースとなるものだろうが、狙っておいて損はない馬だろうと思える。
日曜阪神2R
3歳未勝利
ダ1400m
スマイリングムーン(3着)(牝3、栗東・岡田厩舎)
(ポイント)
このレースでは外国産馬のタールタンに注目していたのだが、最内枠から出て行ったのはいいが、やや速い流れを演出してしまった。前半の3ハロンが34.6、1000メートル通過が59.5と、全体に速い流れで飛ばしてしまった。それにくっついて行ったのがスマイリングムーン。先頭のタールタンが直線に向いて失速したのに、スマイリングムーは粘りに粘って最後まで勝ち負けの戦いぶり。初戦の内容から一変のレース内容であった。
大型牝馬で、今回12キロ減でもまだ514キロのグラマーな体。次走はもっともっとやれるに違いない。そして同じレースで11着惨敗のタールタンだが、次走1200ならまだ狙ってみたいと思うものである。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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