ダノンシャンティ、右前浅屈腱炎が判明

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昨年のNHKマイルカップ(GI)の勝ち馬・ダノンシャンティ(牡4、栗東・松田国厩舎)は、右前浅屈腱炎が判明した事が発表された。今後9ヶ月以上の休養を要する見込み。
同馬は昨年のNHKマイルCを制したあと、骨折で休養。暮れの有馬記念で復帰すると、年が明けて、京都記念、大阪杯と共に4着だったが、前走の大阪杯ではレコード決着の中、惜敗。安田記念へ向けて調整が進められていた中でのアクシデントとなった。

松田 国英調教師のコメント
「大阪杯の後、順調に坂路調教まで進めましたが、レース後にエコー検査をしたところ、前回検査した2月20日にはきれいな裏筋だったものが、今回は腱に長さ20cm程の広範囲の損傷が見られました。
ダノンシャンティは、NHKマイルカップで日本レコードを出した馬ですし、前走の大阪杯もレコードタイムで走るほどの馬です。こういう能力の高い馬ですので、今の時点では今後の進退については白紙とし、きちんと腱の治療をして、半年後の11月にオーナーと相談して進退について決めたいと考えています」