【皐月賞】オルフェーヴルが3馬身差の圧勝で1冠目!

トピックス

11年4月24日(日)、2回東京2日目11Rで第71回 皐月賞(GⅠ)(芝2000m)が行なわれ、池添 謙一騎手騎乗の4番人気・オルフェーヴルが優勝。勝ちタイムは2.00.6(良)。

2着には3馬身差で1番人気・サダムパテック(牡3、栗東・西園厩舎)、3着には8番人気・ダノンバラード(牡3、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

レースはエイシンオスマンがハナを切り、最内からステラロッサ、スタートで後手を踏んだベルシャザールが外目から押し上げて先団を形成。徐々にエイシンオスマンが後続との差を広げにかかり、1000mを通過した時点では5馬身以上の大きな差。1.00.3は馬場状態を考慮すれば厳しいペースだったと言えるだろう。

直線に向いたところで2番手からベルシャザールが抜け出しを図るが、残り400mを過ぎたところで先行各馬の脚色が鈍り出し、様相一変。中団の内目で脚をタメていたオルフェーヴルが進路が開くとアッと言う間に抜け出し、同様に馬群を捌くのに苦労しながらも追い上げたサダムパテックに3馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。

勝ったオルフェーヴル全兄に09年有馬記念・宝塚記念などを制したドリームジャーニーがいる血統。昨年8月にデビューし、前走のスプリングSで重賞初制覇。連勝でGⅠのタイトルを手中に収めた。馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「金細工師(仏)」。

【このレースの全着順・払戻金はこちら

オルフェーヴル
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
通算成績:7戦3勝
その他の重賞勝利:
11年スプリングS(G2)


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。