この世代がファーストクロップとなるディープインパクト産駒に初めて重賞タイトルを送ったダノンバラード(牡3、栗東･池江寿厩舎)。
2月の共同通信杯以来の実戦となったが、内枠有利の2番枠を味方につけるようにラチ沿いを追走すると、最後は同厩のオルフェーヴルに差しきられるも、しぶとさを見せ、低評価を覆し3着に入った。

騎乗していた武豊騎手は｢勝ち馬の脚は凄かったですね。でも、ダノンバラードもキャリアは浅いし、ここまでレースも空きましたからね。使ったことで次はもっと上向いてくると思います。
皐月賞が関東で出来るかどうかわからない時期もあった中で、これだけ沢山のファンの方が詰め掛けてくれたことに感謝しています。ボクも馬場入場の際はグッと来ました」と多くのファンの来場に感謝のコメント。

2月まで管理していた池江泰郎元調教師も競馬場に姿をみせ、息子の池江泰寿調教師の管理馬や、自身が手掛けたディープインパクトの仔に熱い眼差しを向ける中、そのディープの主戦だった武豊騎手が大一番で意地をみせつけた。


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