【京都ハイジャンプ】タマモグレアーがゴール前強襲で重賞初制覇!

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11年5月14日(土)、3回京都7日目8Rで第13回 京都ハイジャンプ(GⅡ)(障3930m)が行なわれ、林 満明騎手騎乗の3番人気・タマモグレアーが優勝。勝ちタイムは4:27.1(良)。

2着には持ち前のスピードと飛越の巧さを武器に大きく逃げを打つも、クビ差交わされた1番人気・ランヘランバ(牡8、栗東・藤沢則厩舎)、3着には7番人気・アペリティフ(セ8、栗東・坪憲厩舎)が続いて入線した。
中山大障害2連覇の実績馬・キングジョイは、1周目4号障害飛越着地時に転倒したため競走を中止。検査の結果、キングジョイは左肩跛行。騎乗していた西谷誠騎手は肋骨打撲、左手首捻挫、右足打撲と診断されている。

勝ったタマモグレアーは、平地時代もダート戦線で準オープンにまで登り詰めていたが、昨夏に障害入り。デビュー2戦目から3連勝の勢いで挑んだ暮れの中山大障害では、J・GⅠ初挑戦ながら僅差の2着に好走。7月12日に予定されている中山グランドジャンプに向けて、好内容でステップレースを飾った。
馬主はタマモ 株式会社、生産者は守矢牧場。馬名の意味由来は「冠名+キラキラ光る、睨み付ける」。

タマモグレアーに騎乗していた林満明騎手は、今年の初勝利で4年振りの重賞制覇。管理する中竹和也調教師は、騎手時代は最優秀障害騎手賞を受賞するなど、障害ジョッキーとしても活躍していたが、調教師としての障害重賞は初勝利。

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タマモグレアー
(セ7、栗東・中竹厩舎)
父:ジェニュイン
母:ドリーミーアイ
母父:カコイーシーズ
通算成績:42戦8勝(障害8戦4勝)



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