【オークス】樫の女王はデュランダル産駒・エリンコート!

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11年5月22日(日)、3回東京2日目11Rで第72回 優駿牝馬(GⅠ)(芝2400m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の7番人気・エリンコートが優勝。勝ちタイムは2.25.7(良)。

2着にはクビ差で8番人気・ピュアブリーゼ(牝3、美浦・古賀慎厩舎)、3着には2番人気・ホエールキャプチャ(牝3、美浦・田中清厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたマルセリーナは追い込み届かず4着に敗れている。

レースは大外18番枠からピュアブリーゼがハナを切り、ライステラス、シシリアンブリーズが2番手、3番手。1000m通過は60秒7と、戦前に予想されていたスローペースにはならなかった。

直線、最内でピュアブリーゼが粘るところ、外から内に切れ込みながらエリンコート、更に外からホエールキャプチャが迫り、同タイムで3頭がゴール。クビ差だけ出ていたのは中のエリンコートだった。

勝ったエリンコートは昨年9月の札幌で未勝利を脱出。500万を勝ち上がるのには4戦を要したものの、そこから忘れな草賞、オークスと3連勝で樫の女王に輝いた。馬主は吉田 照哉氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「アイルランドの宮廷」。

笹田厩舎は開業3年目、4月の中山牝馬S(レディアルバローザ)で重賞初勝利をあげたばかり。これが嬉しいGⅠ初制覇となった。後藤浩輝騎手のJRA・GⅠ勝ちは昨年の安田記念(ショウワモダン)以来。通算5勝目。

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エリンコート
(牝3、栗東・笹田厩舎)
父:デュランダル
母:エリンバード
母父:Bluebird
通算成績:9戦4勝


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