スペシャルハートが逃げ切りでオープン入り…被災地支援 のぞみ賞

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11年5月22日(日)、3回東京2日目12Rで被災地支援 のぞみ賞(芝1400m)が行なわれ、浜中 俊騎手騎乗の7番人気・スペシャルハートが優勝。勝ちタイムは1:20.7(稍)。

2着には1.1/2馬身差で2番人気・シャドークロス(牡6、美浦・清水英厩舎)、3着には8番人気・ブルーデインヒル(牡6、美浦・加藤征厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたドリームゼロワンは5着に敗れた。

なお、「被災地支援競走」として行われた東京競馬12R「のぞみ賞」は、売上げ(売得金)の5%相当額を、被災地支援のために拠出するため、売得金16億7842万1200円のうち、8392万1060円が拠出されている。

勝ったスペシャルハートは準オープン昇級後、3戦目で優勝。これでオープン入りとなった。同馬は兄・姉にセトノヒット、ロールタイドがいる血統で、馬主は芹澤 精一氏、生産者は片山 修氏。馬名の意味由来は「特別な心」。

1着 スペシャルハート(浜中騎手)
「文句なしの完勝でした。スタートも上手くなっているし、この馬場も大丈夫でした」

2着 シャドークロス(柴田善騎手)
「直線で前が下がる場面もありましたが、良く伸びていますよ。だいぶ本格化してきましたね」

3着 ブルーデインヒル(後藤騎手)
「ペースも落ち着いたので、外を回るよりも逃げ馬の後ろから行こうと思いました。この馬も良く伸びていますが、この馬場にしては上がりが速かったですね。このクラスでやれる力がちゃんと付いてきていますよ」

4着 レジェトウショウ(吉田豊騎手)
「2番手で折り合っていましたが、最後はあまり脚を使いませんでした。良く頑張ってはいるんですけどね」

5着 ドリームゼロワン(ウィリアムズ騎手)
「今日は馬場が良くなかったかもしれませんね。東京よりも中山や京都の内回りなど、直線の短いコースの方が良いかもしれません」

14着 レインスティック(三浦騎手)
「レース前からピリピリとしていました。この馬場でずっとトモを滑らせていて可哀想な競馬でした。力はあるので良馬場でやらせてあげればまた違いますよ」

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スペシャルハート
(牡6、美浦・勢司厩舎)
父:フォーティナイナー
母:ラビットボール
母父:ラツキーソブリン
通算成績:18戦5勝


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