マルセリーナと人気を二分し、2番人気に推されていたホエールキャプチャ(牝3、美浦･田中清厩舎)。この日はゲートで伸びあがるようにゲートを出て出遅れ。
鞍上の池添謙一騎手も、すぐに内ラチ沿いにパートナーを潜りこませ、ロスのない競馬を意識。直線も後方12番手から、上がり最速の末脚で猛追をみせたが、ゴール前も僅か届かず3着に終わった。
「ゲートであそこまで上に伸び上がってしまうと…。あのようなスタートになったので、あのポジションを取るのが精一杯でした。それでも1コーナーに入るときは良い感じで、その頃には折り合いもつきました。
直線を向いたときは届くと思ったし、間を割ってしっかりと伸びているんですが、前も楽をしている分、渋太かったです。2着が続いていたので、結果を出したかったのですが…」と池添騎手は落胆。GⅠ制覇こそならなかったが、常に高いパフォーマンスをみせてくれているだけに、秋の巻き返しが期待される。

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