≪オークス≫後藤騎手「日本人ジョッキーでもG1を勝てるんです」

トピックス

「忘れな草賞は距離に対する不安もあったし、デュランダルという血が騒いでいるというか、前向き、一生懸命になり過ぎるところがあったので、 前半は苦労したレースでした。それでも、苦労した中で最後はいい脚を使ってくれていたので、能力はあるなと思っていました。

今日は前走で人馬が喧嘩してしまう感じとと打って変わって、「輸送で疲れてしまったのかな」と思うくらい落ち着いていました。 返し馬でも「今日は折り合い面を心配しなくていいな」と思う程でしたし、スタートしてからも自然体で走らせてあげました。

ペースが落ち着いたので、少しずつポジションを縫うように押し上げて、前にいる馬の手応えも良かったので、後ろからくる馬よりは、前の馬を相手だと思い競馬をしていました。
直線に出て、東京競馬場の(雨天で暗くなったため)ライトに照らされる経験が初めてだったのでビックリしたようでした。ゴール前も善臣さんの馬も観なかったくらい、ライトを意識してしまっていたようですし、勝ち負けよりも「真っすぐ走って欲しい」という意識でした。
デュランダルという血への挑戦という意識で乗っていたので、それを難なくこなしてくれました。秋の秋華賞の条件の方が自分の庭のように走れると思います。

来週のダービーは自分にとってチャンスのある馬(ベルシャザール)だと思いますし、なんとか、昨年の雪辱を晴らすことができればと思います。 (最後に後藤騎手から)日本人ジョッキーでも、GⅠを勝てるんです(笑)」

【このレースの全着順・払戻金はこちら

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。