9歳馬・マズルブラストが4年振り2度目の大井記念制覇!

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5月25日(水)、大井競馬場で行われた第56回 大井記念(SII)(4歳上、別定、1着賞金:2200万円、ダ2,600m)は、戸崎圭太騎手騎乗の7番人気・マズルブラスト(牡9、船橋・川島正厩舎)が、大井記念4年振り2度目の制覇。勝ちタイムは2:45.0(稍重)。

2着にはクビ差で、町田直希騎手の負傷で乗り替わりとなった石崎駿騎手騎乗の3番人気・ツルオカオウジ(牡4、大井・久保与厩舎)、3着には6番人気・タートルベイ(牡6、船橋・矢野義厩舎)がそれぞれ入っている。

レースはスタートでゲンパチタキオンが出負け。マズルブラスト、ツルオカオウジらが馬群をリードするように先行すると、ほぼ一団でレースは推移。2週目の1コーナー付近でシーズザゴールドがいったんハナに立つも、向こう正面付近でセトノギムレットらも押し上げたタイミングでマズルブラストが先頭へ。
直線へ向いてマズルブラストが大きく抜け出し、そのまま押し切るかに思われたが、後方からただ一頭、ツルオカオウジが猛追。しかし、早目スパートが功を奏したマズルブラストが押し切ってみせた。

勝ったマズルブラストは、このレースは5年連続出走となったが、07年以来、2度目の制覇。同じく今回出走したボンネビルレコード、シーチャリオットらと同期としてデビューし、今年で9歳を迎えたが、息の長い活躍を続けている。
同馬は近親に重賞2勝のノーブルグラスらがいる血統で、馬主は吉田照也氏、生産者は千歳の社台ファーム、馬名の意味由来は「銃を 発射した際に銃口から吹き出す発射ガス」。

なお、戸崎騎手は前回の大井開催での羽田盃、東京プリンセス賞に続き、大井開催の重賞3連勝。また、すべて川島正行調教師とのコンビによるものとなっている。

マズルブラスト
(牡9、船橋・川島正厩舎)
父:ホワイトマズル
母:セーヌリバー
母父:ノーリュート
通算成績:51戦15勝
主な重賞勝ち鞍:
07・11年大井記念
10年金盃
10年報知オースルターC
06年東京記念


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