≪日本ダービー≫ベルシャザール・松田国師「スタッフをほめたい」

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3番人気に推された皐月賞11着の大敗から巻き返しを狙ったベルシャザール
前走の敗因について、陣営も馬体減を理由の一つに挙げていたが、この日はプラス16キロ(542キロ)と、デビューから一連の馬体重に回復。テン乗りの後藤騎手も、好位からソツのない競馬でレースを進めると、1・2着馬には離されたとはいえ、離れた3着争いをしぶとく死守。2歳時には出世レース・ホープフルSを制した素質馬が面目躍如のレースをみせた。

騎乗していた後藤浩輝騎手も「この馬のいいところは見せられたと思います。牧場や厩舎、僕の意見が一致して、前回の敗戦を踏まえて、きっちり立て直してくれたことが大きいと思います。1・2着馬の瞬発力には屈しましたが、道中もノメるところはなかったし、馬場のいいところを選んで走らせてあげられたと思います。(先週のオークスに続いての自身の好結果に)レースが上手くみえているところもありますね」と語った。

また、管理する松田国英調教師は「540キロもの大型で、手脚が長い馬。この馬場は厳しいものがありますよ。ただし、正攻法の競馬をして、上手にラップを刻みました。レース運びは文句なし。3着に踏み止まったことで、能力は示せたと思います。好騎乗のジョッキー、そして、みごとに体を戻し、いい状態に仕上げたスタッフをほめたいと思います。
次走は様子を見てから決めますが、重賞を勝って秋へ向かいたい気もします。今年のラジオNIKKEI賞は、ホープフルSを勝った中山で行われます。参戦も考えたい」と、早くも次戦を見据えていた。

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