菊花賞馬・アサクサキングスが引退、種牡馬に

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07年の菊花賞馬・アサクサキングス(牡7、栗東・大久龍厩舎)は、7月1日(金)付で競走馬登録を抹消することが発表された。今後、北海道沙流郡日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬となる予定。

アサクサキングスは06年10月にデビュー。3歳時にきさらぎ賞を制して、重賞初勝利を挙げると、日本ダービーではウオッカの2着に好走。その秋には距離適性の高さを示すように、菊花賞でG1初制覇。
古馬になってからも、翌年の天皇賞(春)で3着、09年にも京都記念、阪神大賞典を連勝。しかし、昨春に脚部不安を発症し、長期休養を余儀なくされ、先日の宝塚記念で復帰するも、これがラストランとなった。

同馬はおじにジェニュインがいる血統で、馬主は田原慶子氏、生産者は千歳の社台ファーム。JRA通算獲得賞金は5億1,255.5万円(付加賞含む)。馬名の意味由来は「冠名+国王、王」。

アサクサキングス
(牡7、栗東・大久龍厩舎)
父:ホワイトマズル
母:クルーピアスター
母父:サンデーサイレンス
通算成績:23戦6勝
重賞勝利:
07年菊花賞(G1)
09年阪神大賞典(G2)
09年京都記念(G2)
07年きさらぎ賞(G3)