研究員・次走の狙い馬

トピックス

トーセンレジェンド・宮崎騎手(牝5、美浦・鈴木康厩舎)
1月26日 1回小倉3日目 4歳以上500万下(牝) ダ1700m 7人気2着

先週までに行われた小倉ダ1700mの競走計10鞍中、最速の1.44.7で走破。3着以下を7馬身ちぎる快走を見せたのが本馬である。
しかも、ちぎった3着ウェディングフジコは、ローカル1700mの常連で、惜しい2着を続けていた馬だった。
元々、1700mでは大崩れしないタイプ。
次走確勝。できれば多少でも人気が落ちる牡馬混合戦出走を希望。

ナバラサ・小林徹騎手(牝3、栗東・小島貞厩舎)
1月27日 1回京都8日目 3歳未勝利(牝) 芝1600m 11人気4着

未勝利脱出レベルの馬が揃ったハイレベルの一戦。その中に入って大健闘の走りを見せたのが、今回初出走だった本馬である。
スタートをシッカリ決め道中は好位追走。そのまま脚色衰えず、堂々の4着入線を果たしたのだ。
5着に下したメイショウワカツキですら、未勝利はどうにでもなるレベル。
叩いた上積みも考えれば、次走で早々と初勝利を挙げる公算が強い。

レッドキャタピラー・池添騎手(牡4、栗東・清水出厩舎)
1月27日 1回京都8日目 4歳以上1000万下(混) ダ1200m 2人気2着

逃げるサクラプレジャーを見る形で番手追走。
満を持して前を捕えたものの、最後は勝ち馬の決め手に屈してしまった。
ただ、1400mだった前走とは勝負処の反応、終いの粘りともに段違い。改めて「1200mまでの馬」という適性を認識させた一戦だった。
走破時計も優秀であり、クラス突破の下地は整った。
次走も1200m以下出走なら、勝ち負けを争うことは間違いない。

スズカコーズウェイ・生野騎手(牡4、栗東・橋田厩舎)
1月26日 1回京都7日目 伏見S 芝1400m 6人気6着

とにかく距離適性の幅が狭い馬で、これまで連対したことがあるのは全て1600m。
要するに生粋のマイラーなのである。
今回のレースは、1~5着を1200m~1400mに適性のある組が占める、「純正1400m」のレース。本馬が力を発揮できなくても仕方なかったのである。
素質を買われ、出るたびに人気を背負ってきた馬が、今回は鞍上込みにせよ6番人気の低評価。そろそろ狙い続けてきた人々も白旗を揚げた頃か。
マイル戦出走は大前提だが、次走あたり、穴党はそろそろ重い腰を上げていい。