【北九州記念】牝馬が独占!トウカイミステリーが重賞初勝利!

トピックス

11年8月14日(日)、4回小倉6日目11Rで第46回 TV西日本北九州記念(GⅢ)(芝1200m)が行なわれ、北村 友一騎手騎乗の8番人気・トウカイミステリーが優勝。勝ちタイムは1:07.2(良)。

2着には1/2馬身差で2番人気・エーシンリジル(牝4、栗東・高野厩舎)、3着には1番人気・エーシンヴァーゴウ(牝4、栗東・小崎厩舎)が続いて入線し、牝馬が3着以内を独占する結果となった。

レースはメモリアルイヤーが好スタートを切るも、テイエムオオタカもハナを主張し、前半3Fは32.4秒。一旦は手応え良くエーシンヴァーゴウ、エーシンリジルが、各馬の合間を割って出てきたが、最後の1ハロンはトウカイミステリーのエンジンが点火。一気に前を行く馬を交わしさり、重賞初勝利を決めた。

勝ったトウカイミステリーは昨夏に連勝でオープン入り。その後は厳しい結果が続いていたが、早目の小倉入りによる滞在効果と、得意の夏場で調子を上げて、これが嬉しい重賞初勝利なった。 なお、管理する安田隆行厩舎にはダッシャーゴーゴー(セントウルSなど)、カレンチャン(函館SSなど)がおり、スプリンターズSなど、スプリント戦線の有力馬を多数抱えている。

同馬は半兄にNZTで3着などのナムラビッグタイム、アイビスSDで3着などのタイミメビウスがいる血統。馬主の内村 正則氏は06年のセレクトセールにおいて、同馬を1,260万円で購入していた。生産者は新ひだかの平野牧場。馬名の意味由来は「冠名+神秘的な」。

騎乗していた北村友一騎手はこれでJRA重賞通算6勝目。管理する安田隆行調教師はこれで今年はJRA重賞6勝目で、通算14勝目。 キングカメハメハ産駒はJRA重賞通算21勝目だが、芝1200m戦は08年の函館2歳S以来のスプリント重賞勝ちとなった。

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

トウカイミステリー
(牝5、栗東・安田隆厩舎)
父:キングカメハメハ
母:タイキミステリー
母父:Green Forest
通算成績:22戦6勝



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。