「東日本大震災復興祈念 JRA vs 岩手」TEAMJRAが優勝!

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8月15日(月)、OROパーク盛岡競馬場で行われた騎手&チーム対抗戦『JRA vs 岩手』は全2戦の結果、チームでは「TEAM JRA」が、騎手ではJRA福永祐一騎手が優勝。チーム部門・個人部門ともJRA勢が勝利を収めた。

・第1戦(8R)
先行策から押し切ろうとしたサイレントステージ(福永騎手)を直線一気の伸びでセイントネイティヴ(吉田騎手)が捉える。3着にはジョッキーポルカ(南郷騎手)、1番人気エーシンスローイン(山本政騎手)は4着に終わり、馬番3連単は69,330円の波乱。



吉田騎手コメント
「流れに乗ってうまく溜めることができれば脚を使ってくれるから、と聞いていましたが、良い脚で伸びてくれました」

2着:福永祐一騎手
「(菅原)勲さんの馬が手応え良さそうだったので早めに捕まえに行ったのですが、意外にあっさり失速してしまったので結果的に抜け出すのが早くなってしまった。勝ったと思ったのに残念でしたね」

3着:南郷家全騎手
「馬群から出すと伸びなくなるという話だったのでできる限り馬ごみの中へ。うまく捌けて行ったと思ったのですが、最後は伸び負けてしまった」


・第2戦(11R)
激しい先行争いを凌いできたモエレアンドロメダ(中舘騎手)とケイジーウィザード(福永騎手)。2頭並んでJRA勢ワン・ツーかと思った瞬間、最内をこじ開けて突き抜けてきたアポロパトリオット(菅原俊騎手)!9番人気馬を持ってきてTEAM岩手の意地を見せた。こちらも1番人気スカイリバー(山本政騎手)は4着、馬番3連単は33万5590円の大波乱となった。



菅原俊吏騎手コメント
「使える脚がそれほど長くないと聞きましたのでできるだけ我慢。内に突っ込むしかないと覚悟を決めて飛び込んだら思った以上に伸びてくれました。1戦目のあと、岩手のみんなで“ファンに良い所を見せよう”と話し合って挑みました。勝てて嬉しいです」

この2戦の結果、チーム部門では100ポイント対88ポイントで「TEAM JRA」が優勝、個人部門でも2着2回の30ポイントを獲得した福永祐一騎手が優勝した。

オリジナル勝負服に身を纏って参加したJRA勢


菅原勲騎手会長がコメント